「おそらく執行猶予のつく判決になるでしょうが、自分を薬物の世界に引きずり込んだ夫、高相被告と離婚することになるかどうかが注目されます」(芸能リポーター)
夫婦で麻薬に手を染めてしまったときの“再犯率”は非常に高いといわれている。
「10歳の長男のためにも、自身の更生を図る上でも周囲は離婚を勧めるでしょう。もちろん養育費込みの慰謝料を高相被告に請求していくことになるはずです」(同)
“できちゃった婚”発覚当時、高相被告は会社経営者と報じられたが、実父の会社で1年ほど働いただけ。これまでまともに働いたことはないという。
「20代前半のころから六本木や西麻布かいわいのクラブのVIPルームで“クスリ三昧”の日々を送っていたといいます。結婚後は、そういったところへ酒井を連れて行っていたようです」(芸能ライター)
結婚生活10年。高相被告は1円も家に入れなかったというし、04年に購入した港区南青山の億ションも酒井名義でローンを組んで購入したものだという。
「のりピーは高相被告と離婚後は、長男を継母と一緒に育てていくつもりのようです。そして高相家とも縁を切りたいと考えているようです。長男の親権はのりピーが持ち、のりピーと長男の戸籍を高相家から外して、姓も元の酒井に戻そうとしているということです。万が一、長男が学校などでイジメに遭うようなことがあれば、継母と養子縁組させて、長男の姓を継母の旧姓にすることまで考えているそうです」(芸能リポーター)
しかし、高相被告は経済力ゼロ。慰謝料など払えるはずもない。
「高相被告の父親は有名人ご用達のお店として名高い『スキーショップジロー』の創業者で資産家でもあるんです。お店は毎年10億円近い売り上げを維持し、確実に利益を計上しているんです。酒井は次郎氏が肩代わりすると見込んで慰謝料、養育費合わせて億近い金額を望むと思われています」(同)
高相被告がどのような反応を示すか興味深いところだが、一方で、酒井被告は拘置中、取り調べに対して、「ここを出たら、夫と息子と3人で静かに暮らしたい」と話したとも伝えられた。
酒井被告を出頭させた都内の建設会社会長は、同被告が逮捕前、芸能界を引退し、夫とも離婚して、継母と長男と3人で暮らす意向を示したことを明かしていたが、拘置中に長男のことを考え、離婚を思いとどまったというのだ。
いずれにせよ、公判後は離婚が一つの焦点となってくることは間違いないだろう。