これを受け、ネット上では「もう11年も前なのか…」「いまだに蒸し返されてしまうのか」「当時はエリカ様とか呼ばれていたよな」といった反応が聞かれる。沢尻エリカの「別に…」騒動とはなんだったのか。あらためて振り返ってみたい。
騒動の発端は、2007年9月29日に行われた映画『クローズド・ノート』初日舞台挨拶にはじまる。この日の舞台に沢尻は、ヒョウ柄のドレスに、ケバめのメイク、頭にサングラスをかぶせたギャルスタイルで登場。マスコミから思い入れのあるシーンを聞かれても、「特にないです」「別に」といったぶっきらぼうな答えを返すだけだった。
このふてぶてしい態度に批判が殺到。10月2日には早くも公式ホームページで謝罪文を発表し、続けて『スーパーモーニング』(テレビ朝日系)に出演し涙ながらの謝罪を行った。だが、ネット上では「ウソ泣き」の演技ではないかと批判が生じ、彼女が書いたとされる過去の履歴書の特技に「早泣き」とあるのも話題となった。
当時の彼女はハードスケジュールと取材攻勢で精神的に追い詰められており、あのような態度を取ってしまったと語っている。当時、彼女の年齢は21歳であっただけに、さまざまなプレッシャーがあったのは確かなのだろう。