女優の宮沢りえが10日、東京芸術劇場(東京都・池袋)で上演再開された舞台「おのれナポレオン」で、軽度の心筋梗塞のため降板した天海祐希の代役をわずか2日の準備期間で務め上げ、終演後、観客からはスタンディングオベーションが起こり、主演をつとめた演出家の野田秀樹、内野聖陽、山本耕史、ら共演者5人からも惜しみない拍手が送られた。
「りえが大手事務所でなかったため、代役を即決でき、その恵まれた才能で見事に上演危機を乗り越えた。りえは09年2月に元プロサーファーの夫とデキちゃった結婚する前、野田が演出する舞台への出演が決まっていたが、りえから妊娠を打ち明けられた野田は、体に負担の少ない役柄に変更。今回はその時の“恩返し”をした形になった」(演劇関係者)
昨年5月、りえはその夫と離婚協議中であることが報じられたが、いまだに離婚成立の発表はなし。そんな中、女性誌などでは見事に長女が芸能人の子どもが多いことで知られる有名私立幼稚園のお受験を成功させたことが報じられた。
「お受験がひと段落したタイミングで夫との話し合いを詰めようとしていたようで、離婚の“Xデー”は近そう」(芸能記者)
女優としても今回の“緊急登板”を成功させたことで株が大幅に上がっただけに、何の不安もなく離婚できそうだ。
(まだまだテレビ朝日に縛られるビッグダディファミリー)
村上春樹氏の新作など並み居るベストセラーを抑えて大手通販サイト・Amazonのベストセラーランキングでトップを独走し続けていた、テレビ朝日系大家族ドキュメント「痛快! ビッグダディ」の主人公で整体師の林下清志さんの前妻・林下美奈子さんの著書「ハダカの美奈子」(講談社)だが、11日に美奈子さんが都内の書店で発売記念イベントを行った。
「今回のイベントが各メディアで報じられることにより、ますます売り上げが伸びそう。最終的には30万部程度になりそうで、美奈子さんには約3800万円の印税が入る計算」(出版関係者)
一部報道によると、美奈子さんにはテレ朝以外の民放キー局からのオファーが殺到しているというが、テレ朝と林下家の契約は3月で切れているようで、他局の出演に何も問題はなさそうだが…。
「テレ朝としては今や視聴率を確実に稼げる“キラーコンテンツ”となった同シリーズをそう簡単に手放したくない。美奈子さんは一応、義理立ててテレ朝に『他局からオファーが来ていますが』とお伺いを立てが、テレ朝サイドは『それは好ましくない』と暗に出演しないようにクギを刺したようだ。今や、林下家の窓口は美奈子さんになっているようで、今後は、続編制作に向けての“条件闘争”に突入しそう」(テレビ関係者)
離婚して清志さんは岩手、美奈子さんは宮崎でそれぞれ子どもたちと暮らしているが、同シリーズのファンとしては続編が気になるところ。テレ朝はどんな好条件で元夫婦を口説き落とすのだろうか。