平成15年に発売された同曲は、累積売上312万枚(オリコン調べ)を突破した平成で最も売れたシングルCD。作詞作曲を担当した槇原敬之がVTRで登場し、楽曲制作の苦悩を語る中、『世界に一つだけの花』は「神様がSMAPを通して本当に伝えたかったこと」と語った。
VTRが終わって、国分は「SMAPさんがアイドルの形を変えた」と言い、「(5人の姿を)見たいですね」と本音を話すと、堀尾正明が「大人の事情を潜り抜けて再結成してほしい」と合いの手を入れる。続けて、カンニング竹山は同曲を「みんなで歌える歌」と評し、「安倍(首相)さんか誰かが、一人ひとりに(再結成を)頼んでくれないですかね!」と吐露していた。
「すでに解散したグループの楽曲を包み隠さず紹介したことはもちろんですが、元SMAPの3人のソロパートもガッツリ流しましたし、国分から“SMAPさん”という言葉が何度も出た。ネットでは特にファンから歓喜の声が溢れていましたよ」(芸能ライター)
しかし、一部ファンが竹山の発言に引っかかっているとのこと。SNSには「国の首相が強制するの?」「この国は共産主義国になったの? ねぇ教えて」という声や、説得に行くのは安倍首相ではなく“ジャニーズ事務所”だとし、「話がすり替えられている」などのつぶやきがあった。
「竹山が安倍首相の名前を出したのは、“一国の首相が動けば再結成もできるだろう”というあくまで例えです。今回は楽曲紹介から“再結成してほしい”という流れになりましたが、“楽曲の良さ”がメインであって、“再結成”が論点ではない。あの中で、“ジャニーズ事務所が動け!”と言えば、再結成に向けて何かが動くのでしょうか? ジャニーズ事務所に敵対心を持つのも分かりますが、一部の方は過激になりすぎているような気がします。“諦めろ”という意味ではなく、もっとフラットな気持ちで願わないと、逆効果ですよ」(同上)
“SMAPをもう一度観たい”という気持ちは、国民の多くの人たちが持っていることだろう。特にファンは、強く願うからこそ冷静にいてほしいものだ。