ケリーは、先日テイラー・モンセンから『マテリアルガール』の顔を引き継ぎ、マドンナと娘ローデスとの仕事が夢のようだと語る。
「今でも誰かが私の頬っぺたをつねって起こしてくれるのを待っているの。マドンナとローデスと一緒に仕事をしているなんて、ホント信じられない。このブランドの好きなところは、若い子だけじゃなくて全ての女性のためなのよ。ハイファッションで、価格を抑えているけど、手抜きはしていない。それから私のスタイルともピッタリなの」
ローデスは、去年ロンドンのコンサートでケリーに会った際、ケリーのエキゾチックなスタイルに感心し、すぐに彼女をブランドの顔として起用したいと思ったことをWWDにコメントした。
「ケリーが着ていたものを完璧に記憶しているわ。縞模様のマキシ丈ドレスにデニムジャケット、ピンクのブレザーを着ていたんだけど、超クールって思ったの。それで新しいモデルを選ぶ時、ケリーは候補の1人だったんだけど、『うわぁ、ケリーって最高だし、センスいいわ』って思ったの。ケリーってとっても個性的と同時に、スゴクお洒落だってとにかく思ったわ」
ケリーは、自分と同じくセレブの親を持つローデスに親近感を持ち、ローデスが一般人のように上手くやっていることを新鮮に感じたという。
「ローデスのことをただの幼い少女だなんていうのは、大っ嫌い。あの子は最高のセンスを持っていると同時に、とっても自分をわかっているの。それに今まで出会ったハリウッドの女の子の中では一番礼儀正しいし、マナーも心得て、多才で、周りの影響を受けていない普通の子よ。彼女のことを褒め出したら止まらないけど、オファーの電話をもらった時は、とにかく引き受けるしかなかったの」