今回、同誌が掲載しているランキングは、業界関係者がギャラ×出演本数で計算したもの(調査期間は今年1月1日〜3月30日)。で、気になるランキングだが、名前、予想CM収入総額、起用社数は以下の通り。
(1)上戸彩 3億6000万 8社
(2)仲間由紀恵 3億6000万円 6社
(3)藤原紀香 3億2000万円 4社
(4)蛯原友里 3億1500万円 7社
(5)菅野美穂 3億円 6社
(6)相武紗季 2億4500万円 7社
(7)ベッキー 2億1000万円 6社
(8)安田成美 2億円 5社
(8)蒼井優 2億円 5社
(8)長澤まさみ 2億円 5社
さて、今回新女王の座に躍り出たのが上戸彩。現在、話題のソフトバンク「ホワイト家族24」など、8本のCMに出演しており、ギャラもアップしたことから躍進した。彼女の所属事務所はモデル系事務所のため、仕事をどんどん入れる傾向が強いことが本数増加の要因の一つ。そしてオロナミンCやロッテなど契約期間が長いのも上戸の特徴だ。「それだけクライアントからの信用も厚い」(広告代理店関係者)。
総額では上戸と並んでいるものの、本数の差で2位となったのが仲間由紀恵。仲間はここ数年圧倒的な強さでトップの座を守り続けてきたが、惜しくも2位に陥落。とはいえ、人気ドラマ「ごくせん」が始まり、まだまだ衰えたわけでないようだ。
3位の藤原紀香は一時期よりかなり復調したが、「相手がIT社長なんかだと好感度も下がったんでしょうけどね」と、結婚相手がよかったと、分析している。ギャラも再び上がっているそうだ。
4位のエビちゃんは現在28歳だが、「30近いのにあのかわいい系キャラだけでは苦しい」とそろそろイメチェンの必要性ありとみられている。
ところでCMのギャラには当然、人気が反映されるわけだが、ドラマに主演したら上がるといった単純なものでもなさそうだ。「主演したドラマがコケなんてことになると逆効果。長澤まさみもドラマ、映画の主演は多いが、当たっていない。こうなると、もう危ない。現時点では新垣結衣に追い越されているのが現実」と、人気は完全にナマもので、キープするのは至難の業のようだ。