CLOSE
トップ > 社会 > オーストラリア首相も言い出した マヤ歴12・21「世界滅亡」のバカ騒ぎ

オーストラリア首相も言い出した マヤ歴12・21「世界滅亡」のバカ騒ぎ

 先ごろ、オーストラリアのジュリア・ギラード首相が「世界滅亡の日が近づいている。マヤ暦が事実だったことが明らかになる」とビデオでメッセージを発し、大騒動となった。
 映像の中で首相はオーストラリア国民に向かって「世界にとどめを刺すのが人食いゾンビなのか、悪魔のようなけだものかは分からないが、私は最後まで戦う」と力強く語っている。
 「オーストラリアのラジオ局『Triple J』によるいたずらビデオのようです。同局は若者に人気があり、首相はマヤ暦を茶化した演説で若者にアピールしたといわれます」(ネットライター)

 冗談とはいえ、一国の首相がネタにするマヤ暦とは何か。
 「中米ユカタン半島に栄えたマヤ文明は天体観測に優れ、精密な暦を複数持っていました。その中の『長期暦』が2012年12月21〜23日ごろで終わっていることから、2012年、あるいは同年12月21日に人類が滅亡するという説が以前から世界中で流れています。'09年の米映画『2012』もこの終末論を題材にしています」(オカルトライター)

 実際、中国四川省では12月に入ってから、ろうそくを購入する住民が殺到する騒ぎも起きている。
 「21日から3日間、地球が暗闇に包まれるとの噂がかけめぐり、ろうそくやマッチを買い求める客が急増。地元政府が噂に惑わされないように住民に呼びかける事態になっているそうです」(ネットライター)

 また、フランス南部のビュガラッシュ村でも騒動が勃発。人口200人ほどの小さな村に数千人規模の人が流入しているのだ。
 「この村にはUFOの目撃例が多いビュガラッシュ山があるのですが、世界各地の終末論信者は、この山だけが2012年の滅亡を逃れられる場所と信じ、約2年前から押し寄せています。村外れに住居を構えた信者は、住民と接触せず、セミナーや祈りの会を開いているとか。村では便乗して“UFO”ワインなどを売っているそうです」(前出・オカルトライター)

 果たして、何が起こるのやら。

社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ