●大島優子を破り第1位は前田敦子
前回の総選挙で絶対的なエースと呼ばれる前田敦子を破り第1位となった大島優子。しかし、下馬評では、「やはり前田が強いのでは」との意見が多かった。しかし、今回の速報順位で第1位が大島優子であったことから、AKB48のファンである南海キャンディーズの山里亮も、「優子が行くんじゃないかな」と予想。しかし、結果は前田敦子が再び第1位に返り咲いた形となった。
●もうひとつの熱い戦い SKE48のエースはどっちの松井?
名古屋・栄を中心に活動するSKE48。そこでエースと呼ばれているのが松井珠理奈だ。彼女はSKE48ができると、総合プロデューサーの秋元康の寵愛を受け、CDの選抜メンバーに必ず入るなど大活躍。これまでの総選挙でもSKE48勢では常にトップの成績を収めていた。しかし、今回、SKE48のもう一人の松井、松井玲奈がはじめて珠理奈の成績を抜き第10位。珠理奈は14位になった。
●大躍進のメンバー
今回の選挙で大躍進したメンバーといえば、第3位の柏木由紀(前回8位)と指原莉乃(前回19位)の名前が挙がる。柏木は握手会での対応がファンから好評、地道な努力の結果といえる。一方の指原はAKB48のバラエティ担当として活躍。今年1月から自身の冠番組「さしこのくせに」を持つなど仕事面の好調さが今回の結果につながった。また昨年の圏外から19位となり選抜入りした横山由依も今回躍進したメンバー。発表時はマイクの前で過呼吸状態に陥り、司会の徳光和夫に介抱される場面もあった。
●速報順位圏外からの躍進
速報順位では圏外だったものの、ランクインしたのが仁藤萌乃(31位)、前田亜美(37位)、市川美織(39位)だ。仁藤の速報順位での圏外はファンの中でも衝撃が走り、「仁藤に入れよう」との声がネット上などで挙がっていた。
●速報順位からの陥落
逆に速報順位ではランクインしていたものの、結局は圏外へ陥落してしまったメンバーもいる。SKE48の木崎ゆりあ、矢神久美、そしてNMB48の渡辺美優紀らである。SKE48、NMB48なども最近では人気を得てきているものの、まだまだAKB48の牙城を崩すのは難しいということなのかもしれない。
●スキャンダル報道のあったメンバーは…?
ホントかウソか…スキャンダル報道のあったメンバーを見てみると、篠田麻里子は前回3位から順位を下げ4位、秋元才加は前回と同じく17位、直近で高校時代の飲酒画像が流出と騒がれるものの本人が否定した佐藤亜美菜も前回と同じ18位。この結果を見ると、影響は限定的。AKB48のファンはスキャンダル報道をあまり気にしてないのかもしれない。