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村上春樹、早稲田大に資料寄贈 7年通った学生時代の生活

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 作家の村上春樹さんが、母校の早稲田大学に資料を寄贈することがわかった。自筆原稿のほか、蔵書やレコードコレクションなども含まれる。11月4日に行われた記者会見に出席した村上さんは、「4、5年前から資料寄贈を考えていた」「家に置ききれないくらい資料があるので管理してくれるのはありがたい」と語った。

 これを受け、ネット上では「村上春樹記念館とかできたら行きたい」「レア資料の発掘に期待」といった声が聞こえる。

 村上さんは兵庫県の高校を卒業後、1年間の浪人生活ののち1968年に早稲田大学第一文学部に入学する。演劇と映像を専攻した。サークルも映画関係であり、シナリオなどを書いていたようだ。

 村上さんは入学から半年ほどは、大学のそばにある和敬塾で過ごしている。世界的なベストセラーとなった『ノルウェイの森』(講談社)に登場する寮はこの場所がモデルだ。

 村上さんは、当時吹き荒れた学生運動への積極的な参加はせず、新宿歌舞伎町のジャズ喫茶へよく通っていたようだ。さらに、1971年に学生結婚をし、1974年には国分寺でジャズ喫茶「ピーター・キャット」を開店する。この店はのちに千駄ヶ谷に移転する。村上さんは、ヤクルトスワローズの熱心なファンで知られるため、同球団の本拠地である神宮球場のそばに行きたかったのかもしれない。

こうした学生生活を送ったため、卒業までには7年かかった。ただ、留年や浪人が多いのは早稲田大学の学生の特徴といえる。その点でいえば、村上さんはきわめて早稲田らしい人物といえるかもしれない。

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