最後は、ドMプレイを好む都道府県を探っていこう。
「鹿児島県はドMプレイを好む女性が多いですね。イラマチオを強制しても全然嫌がらないですし、顔射をしようとすると、自ら口を開けて精子を受け止めてくれるんです」(AV男優)
その理由を矢野氏はこう分析する。
「鹿児島の女性は、頑固な薩摩男児を文句も言わずに裏で支えてきました。ただ、彼女たちはそれが嫌なのではなく、支えることに喜びを感じていたのです。一般的にはキツいことでも彼女たちは喜びを感じることができる気質は、セックスでも同じなのでしょう」
鹿児島の事例から考察すると、男尊女卑の傾向が強い保守的な地域は、ドMに育ちやすいということになる。
そうなると、九州男児の影響が強い福岡県、宮崎県、佐賀県、熊本県も該当する。
「中でも佐賀は、男尊女卑傾向がいまだに強い地域です」(同)
佐賀では父親が頑固でうるさいため、思春期の娘が家出することが日常茶飯事。実際に“家出人が最も多い”という不名誉なデータも残っている。
「熊本も同様に頑固で融通が利かない男性が多く、女性はその横暴に耐え忍んできた歴史があります」(同)
そんな男性を相手にする熊本女性は、献身的で尽くしてくれるため、風俗店でも人気のようだ。
「熊本のソープランドは射精後に最後の1滴まで精子を搾り取る濃厚なお掃除フェラをしてくれます。とにかく、熊本女性は献身的で素晴らしいですね」(同)
九州以外では、和歌山県、岡山県、茨城県が保守的な地域として挙がる。
「これらの県は、家事は一切手伝わない亭主関白な男性が今でも多い地域です」(同)
中でもヤンキー文化が今でも残っている茨城は、ドMプレイ好きが多いようだ。
「デリヘルに面接に来た茨城出身の女性に性癖を聞くと、ほとんどがMです。しかも、好きなプレイにボールギャグを使った拘束プレイというぐらい、本格的なドMです」(デリヘル店長)
精神的にも体力的にも“我慢強い”性格の女性は、一般的にドMとみて間違いないだろう。
我慢強いという県民性から考察すると、岩手県や山形県の名前も挙がった。
「山形は、となりの秋田からは『山形から嫁をもらえ』と言われるほど女性は献身的で我慢強い。岩手県は、冬は寒い上に、冷害の原因となる冷たい風が吹く過酷な自然環境で、そこで育った女性は辛抱強い気質を持っています」(前出・矢野氏)
過酷な環境を生き抜いた彼女たちなら、どんな凌辱プレイも耐え抜いてくれそうだ。