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元受刑者あるある あなたの周囲にも必ずいる!

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提供:週刊実話

 いわゆる懲役ボケの典型的な症状から出所後もなかなか抜けない趣味嗜好まで、シャバに出てきた元受刑者たちの行状、さらには見抜き方を一挙公開する。

★誰もが健康になって社会復帰

▪️夜めっちゃ寝てる
 6時半起床、21時消灯。服役中に繰り返した規則正しい暮らしぶりは、シャバにおいてもなかなか抜けず、元受刑者たちは早寝早起き。
 中でも常に寝ていた深夜帯への耐性のなさは言うに及ばず、ゲーム中だろうが、クンニ中だろうが、突然、クロロホルムでも嗅がされたようにまぶたを落として、そのまま眠ってしまう。
 また、その際に刑務所内で起床の音楽として流れていたクラシックを聴かせれば、飛び起きる可能性も高いという。

▪️濃い味を受け付けない
 刑務所内の食事が“臭いメシ”なんて呼ばれたのも今は昔。
 戦後のジジババには不評だった麦飯も、現代ではおいしく、栄養価も高く、むしろ普通の米よりも高級品。おかずに関しても一昔前では考えられないような、まともすぎるメニューが並び、近年の受刑者で刑務所メシをマズイと吐き捨てる者など探すほうが難しい。
 ただ、言うまでもなく、カロリーや栄養が計算されたその食事は、少なめ&薄味。元受刑者たちはシャバのメシの量にはすぐに慣れるが、味付けの濃さだけはしばらく受け付けず、食事中に異常に水を飲むような行動が見られるようだ。

▪️酒に弱すぎ
 刑務所内は、当然ながらタバコもアルコール類も禁止。長期間の禁煙、禁酒を強いられた内臓は想像以上に浄化されるらしく、シャバに出て1本目のタバコは必ず「くらくらする」と口をそろえる。
 だが、元受刑者たちがそれ以上に苦悩するのはアルコール耐性で、特に深夜帯の飲み会ではビール2〜3杯で寝落ちしてしまう姿がお約束である。

▪️年齢を感じさせない若々しさ
 健康的すぎる生活に加えて、栄養を考え尽くされた食事。刑務所に入った受刑者たちは「太った者は痩せて(シャブ中などの)痩せた者は太って出てくる」と言われる。要するに、誰もが健康体になって社会復帰するわけだ。
 また、「刑務所に入っている間は時が止まる」という格言も有名で、10年服役した者なら10歳分、5年服役した者なら5歳分、実年齢よりも若く見られると言われる。妙に若々しいオジサンを見かけたら、ライザップより服役歴を疑うほうがいい。

▪️大の甘党
 タバコも酒も覚醒剤もない刑務所の中において、唯一の嗜好品はズバリ、甘味である。ゴールデンウイークや正月などに配られるお菓子は特食と呼ばれ、受刑者たちにとって他ならぬ楽しみだ。
 それゆえ、服役前には甘いものが苦手だった面々も、務めを終える頃にはすっかり甘党になる。出所したその足でファミレスに駆け込み、パフェを2〜3個パクつく姿も珍しくない。

▪️異常なきれい好き
 刑務所の中では毎日掃除が強いられ、常に清潔に保たれている。それも、分担された場所は目の届かないところまで拭きまくり、チリひとつない状態にするのが受刑者たちのステータスだ。
 それゆえ、出所後も彼らは部屋がきれいでないと落ち着かず、とにかく暇さえあれば掃除をしてしまう。特に(雑居房内ではみんなで使用する)トイレについては、隅々までブラシ後に雑巾で磨き上げるほどのこだわりを見せるため、元受刑者を見分けるバロメーターとなるだろう。

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