「とにかく男の料理ということで、大雑把かつ大胆に調理するんです。包丁で食材をブツ切りにしたり、大量のオリーブオイルをかけたりして話題になった。見た目は全然、おいしそうではないのですが、もこみちの甘いルックスによって、主婦層のハートを鷲掴みにし、結果、視聴率が伸びたんです。今、芸能界でもこみちがいられるのも“MOCO’Sキッチン”のおかげといっていいでしょう」(芸能プロ関係者)
当然、気になるのは、もこみちの降板理由だ。
「結論からいえば、まだ正式に決定したわけではなく、調整に入ったといった方が正解かもしれません。一部報道で、“MOCO’Sキッチン”を休止して試験的に放送したミニ帯ドラマ『生田家の朝』が高視聴率だったことが理由とされていますが、それはあり得ない。制作費的に大赤字になるからです。ドラマで視聴率が20%台なら話は分かりますが、たかが1〜2%アップしたくらいでは関係ない。そもそも『ZIP!』全体の視聴率が振るわないのですから…」(制作関係者)
この証言を受け、番組となじみある放送作家が囁く。
「もこみちのギャラは確かにネック。MCに匹敵する額をもらっているんです。1日あたり30万円〜。年間だと7000万円くらいに膨れ上がる。この額が問題になったのでは…」
参考までに『ZIP!』の総制作費は、1日あたり800万円弱だという。
「ミニドラマは1本(5分)で200万円〜。ただ、それ以前に平均視聴率が5〜8%台だと、番組自体が打ち切りになる可能性は否定できない」(テレビ関係者)
どうやらリストラされるのは、もこみちだけでは済まなさそうな気配だ。