実は、紳助は芸能界でも5本の指に入るスイーツ党としてその名を知られているのだという。
「数十億円単位の不動産を所有し、お好み焼き屋、和食屋、バーを経営する紳助が最後に進出しようとしていたのがスイーツだった」(テレビ関係者)
今回、紳助が手掛けるといわれているのは和菓子をベースにした洋菓子店をプロデュースすること。
「日本全国の甘味処やケーキ店を食べ歩き、自分の舌で味を確かめた店は優に1000軒を超える。お好み焼き屋を出店する際も、紳助は日本中のお好み焼き屋を食べ歩いた。全てにおいて凝り性の紳助は、自分が納得する味じゃないと出店しない。職人も見つけてきた。今回、試行錯誤を重ねようやく納得の味に出合えたらしい」(芸能プロ関係者)
現在、紳助は秋のオープンに向けて急ピッチで準備を進めているとか。出店計画を立てているのは東京、大阪、京都の3大都市らしい。
「意外だが、あえて一等地は避けている。むしろ立地条件が悪く交通の便が悪いようなところばかりを探しているから面白い」(先のテレビ関係者)
紳助がプロデュースするスイーツ店のコンセプトは低価格。最も高いお菓子で300円を上限にするという。
「立地条件を悪くするば、コストが掛からない。しかも、あえて分かりにくい場所を選んだのは宝探しをする感覚も味わえるから。自慢の商品は、3種類のエクレア。あんこ、チョコ、カスタードのクリームに和菓子テイストが練り込まれている。価格も一つ100円以下で提供するそうだ」(同)
紳助が低価格のスイーツ店をプロデュースしようと思い付いたのは、某コンビニで販売されているエクレアとの出会い。
「150円という値段にも驚かされたが、それ以上に感動したのがそのおいしさ。甘すぎず、一度、食べたら病み付きになる味。紳助は自分が司会を務める人気番組『行列のできる法律相談所』(日テレ)でもこのエクレアを取り上げたほど」(テレビ関係者)
その結果、紳助にとってビジネスチャンスが到来したようだ。
「番組で取り上げた直後にあちこちのコンビニでエクレアが完売する騒ぎになった。商売人の嗅覚が動いたらしい。この一件を知ってからスイーツ店参入を決意したんです」(芸能プロ関係者)
これまでのやり手ぶりから考えると、いかにもありそうな話だが…。