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泡姫640人在籍吉原ソープ激安店 異例の大摘発“ウラ事情”

 日本最大の色街、東京・吉原に激震が走ったのは、10月29日。同地でソープランド8店を展開する「オレンジグループ」の運営会社社長(67)と、男性社員ら39名が売春防止法違反(場所提供業)の容疑で摘発されたのだ。
 「人気店『11チャンネル』で女性従業員らが男性客に売春行為を行うと知りながら、個室を提供した疑いがかけられ、その後、社長以下21人が送検されています。摘発は今に始まったことではありませんが、ソープ嬢640人を抱える大規模グループの摘発に、吉原ではさまざまな憶測が流れているのです」(風俗誌記者)

 '09年に同じ吉原の別のグループ店が摘発された際は、「五輪招致のためのソープ潰し」といわれた。今回は石原慎太郎氏が突如の都知事辞職を発表した直後だったため「最後の大仕事なのでは?」とも噂されるが、その背景を全国紙社会部記者が説明する。
 「同グループは、'09年5月にそれまで別々の法人が運営していた8店を一括管理し、グループとして運営。売上金を同社の口座に集めていたようです。この一括管理に関し、届け出がなかったことから、警視庁は無届け営業とみて、捜査が進められていたのです」

 同グループは、入浴料・サービス料合わせて3〜6万円台の店が多い吉原において、1万円台前半の価格で人気だった新興グループだ。8店舗すべてが激安店で、女性の質も高い。昔ながらのこだわりを持つ店が経営難に苦しむ中、この3年間でおよそ101億円を売り上げていたという。
 「それゆえ、客をとられた形の既存店から警察に“チクリ”が入ったのでは、というのが大多数の見方のようです」(巨乳風俗サイトを運営する工藤隆男氏)

 今後、吉原の激安店は壊滅なのかとソープファンなら嘆いてしまいそうだが、そこで注目されるのが、同じ吉原に店を構える別の激安グループだ。
 「その激安店を経営するのは、オレンジグループ社長の実兄。彼は昔、キャバレーを全国に展開した立志伝中の人物。その後、弟が吉原で名を上げるわけですが、今回の摘発でオレンジの女の子もそちらへ流れているようで、客もそちらに流れるのは必至でしょう」(吉原のソープ経営者)

 吉原から激安店の灯が消えなければOK?

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