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過去には「テレビ番組の中で最も苦手」発言も 伊集院光、『イッテQ』騒動をイジる

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伊集院光

 11月12日深夜放送の『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)で、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のラオスにおけるやらせ騒動について触れられた。

 伊集院は、先週の放送で長崎県の離島である五島列島を訪れたエピソードをほぼ2時間全編に渡って話した。だが、そのエピソードの中でウソがあったと先週の生放送中に話したが、真相は語られないままだった。今週の放送では、伊集院はそれを話すかどうかを迷っているさまを話し始めた。

 それに絡んで、「本当はあの島にそんな祭りはもともとないんですよ。それをコーディネーターとでっちあげたっていうことしたしないっていう、その程度のことはいいっちゃいいですよ」と小ネタを挟み、笑いを誘っていた。

 これを受け、ネット上では「さすが、伊集院は時事ネタの挟み方がうまいわ」「やっぱり、日テレのやらせ気質には伊集院も何か言いたいことがあるのかな」といった声が聞かれる。

 伊集院は『イッテQ!』とは何かと縁がある。過去の同ラジオのトークでは、出川哲朗によるイングリッシュ企画が「すべてのテレビ番組の中でもっとも苦手」と発言している。これは自身が英語ができず、積極性もないため、英語ができない出川の空回りを見ていると自己嫌悪を引き起こすようだ。ただ、番組自体には否定的ではなく、この番組からブレークを果たしたANZEN漫才のみやぞんを「果てしないバカ」「おもしろ脳」と絶賛している。さらに、バカに見られるのが嫌で「まとも」を演じていたみやぞんに、現在のキャラを進言したのも伊集院であった。今回の番組イジりも伊集院なりの『イッテQ!』へのエールといえるかもしれない。

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