「キスマイを手がけているのはご存知の通りSMAPのマネージャーの飯島さん。いまのテレビ局で彼女に逆らえる人はいないとも言われていますが、さすがに『勘弁して』と泣きの入っているテレビマンは増えてきましたよ」とはあるテレビ局関係者。
4月からは玉森裕太がTBSドラマ『ぴんとこな』で主演。藤ヶ谷太輔が日テレドラマ『仮面ティーチャー』に主演している。日テレは深夜枠だから視聴率がどうこう槍玉にあがることはないようだが、TBSのほうはゴールデンタイム。初回から8%近くをうろうろと低迷を続けている。
「ドラマの視聴率が上がらないことで頭を抱えているというよりも、キスマイで冠番組を持たせられないかというゴリ押しに、どうしようと悩んでいるんです。特にキムタクのドラマを抱えるTBSには猛攻が続いているようですけど、いかんせんドラマの視聴率が上がらないので、上層部への説得材料がないということですよ」と同関係者。
いまキスマイが持っている冠番組は『キス濱ラーニング2』(テレビ朝日)と『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ)の2つ。日テレとTBSは冠を持たない局。今回はそのための布石なのだ。「TBSでは早ければ今秋にも冠番組が始まるとは言われていましたが、この視聴率低迷でどう転ぶか分からなくなりましたね」と同関係者は言う。
先月のライブでは「ワンマンライブの動員数が100万人超え」などと報じられたが、視聴率にはなかなか結びつかないのが現実。テレビマンが頭を抱える日々は続きそうだ。