問題となっている詐欺グループの忘年会は、2014年12月に開催。入江が芸人を集め、サプライズゲストとしてお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之らが登場したことが報じられている。気になるのがそのギャラだが、宮迫は入江からギャラを受け取っていないことを主張していた。
「おそらく、宮迫がギャラを受け取っていたことを認めれば、関係各所は問題視してもっと慎重に対応したはず。しかし、受け取っていないことを主張したものだから、テレビ朝日は、宮迫と相方の蛍原徹がMCを務める『アメトーーク!』の放送継続を発表。結果、スポンサーが離れそうな雲行きになってしまっている」(テレビ局関係者)
同誌での金庫番の証言によると、入江が提示してきたギャラは300万円。その取り分の内訳は、宮迫が100万円、入江が10%の30万円、残りの170万円をほかの芸人たちで分けると入江が説明。前払いで入江の口座に振り込んだという。
2時間ほどの会合のうち、宮迫の出演はわずか15分だったといい、自身と山口智充のデュオ「くず」のヒット曲を熱唱したり、トークで盛り上げるなどしたが、かなり割のいい仕事だったに違いない。
「宮迫が『ギャラを受け取っていない』というのは、もしかすると、『その場で受け取っていない』という意味だったのでは。いずれにせよ、吉本をクビになった入江がキレて本当のことをぶちまけてしまえば、宮迫は完全に“外堀”を埋められてしまう。早めに自分の口から本当のことを言うべきでは」(芸能記者)
宮迫が窮地に追い込まれてしまったのは、もはや疑いようのない事実のようだ。