このママタレのはしりといわれているのがおバカキャラで一躍、人気者になったスザンヌの母親、キャサリンだ。
「トークの方もスザンヌに負けないボケをかませることで業界でも評判を呼んでいる。自ら経営するスナックも連日、大繁盛。こんなキャサリンを出演させようと、すでに多くのバラエティー番組からオファーが殺到している。同様にノリ良さで話題の山田優の母親でモデルの山田美加子も注目されている」(テレビ関係者)
他にもママタレ候補として脚光を集めている人物は複数いる。
「先ごろ離婚した安達祐実の母親、安達有里。また電撃妊娠が発表された宮沢りえの母親の“りえママ”。絶対にテレビに出演しないことで有名ですが、バラエティー番組のプロデューサーはこのブームに便乗してオファーを出している。はるな愛の母親も要注目です。変わったところでは酩酊会見で大臣を辞任した中川昭一氏の妻、郁子さん。理由はどうであれ意気消沈する夫を元気づけようと『頑張れ、日本一』と叫んで注目を浴びた。ある意味で妻のかがみだ。土屋アンナの母親で超やり手のビジネスウーマンとして知られる土屋眞弓さんも要注意」(同)
そして、究極のママタレとして注目の人物がメディア・クリエーターの高城剛と結婚した女優・沢尻エリカの母親であるリラさん。
「業界関係者の間では“リラママ”と呼ばれ、すでに人気者になっている。料理本を出版するという事情もあって今後、テレビへの露出が増加するはず。本人はタレントデビューを否定していたが、周囲は放っておかないでしょう」(芸能プロ関係者)
それにしてもなぜ、テレビ界でママタレが待望されるのか?
「業界は第2のデビ夫人、セッチーやサッチーという人材が欲しい。誰に対しても物おじせず、歯に衣着せぬ批判ができる人たちです。最近、このジャンルは人材不足。一巡した感があり、新たなスターを視聴者が求めている。さらに、ギャラもお手ごろなんですよ」(テレビ制作関係者)
ママタレがテレビ界を席巻する日は近そうだ。