番組は毎年恒例の「不幸エピソード」を明石家サンタに紹介し、さんまが合格の鐘を鳴らすと商品を選ぶ権利が生まれるという、いつもの展開。一般人・有名人問わず、ユニークなものが寄せられた。
番組中盤、板倉が電話で登場。自己紹介すると、それだけで合格の鐘が鳴る。そして、さんまが「本人(2度の交通事故を起こした相方の堤下敦)掛けてこいと言うといてくれ」と問いかけると、「彼は謹慎中なもので…」と殊勝な返し。これにさんまは「電話も掛けられへんの」と絶句。
さらに、さんまが「あいつ何してんねん、ほんまに」と質問すると、板倉は「ぼくにもよくわからないんですけども、2度もすみません」と謝罪。そして2回目の事故について、さんまが「初っ端は薬飲んでてやからな、2回目は正常でか?」と水を向けるが、「それも検査したみたいなんですけど、その事故に関しては、まだ…。ぼくもまだわからない」とコメント。
たまりかねたさんまは「あんまり笑い話にでけへんねんな」と同情。すると板倉は「学園祭など、テレビ番組などなくなって、こんなに穏やかな年末過去にあっただろうかという…。今正月休みだっけという感じで過ごさせて頂いています」と嘆く。
また、「でも、色々学びました。積み上げた努力はあまりにも脆いということを」と発言。さんまは「積み上げたと思わんかったらよかったのにな」と返すが、スタジオは少々重い空気に包まれた。
最後に、板倉がプレゼントの番号をコールすると、なんと、海外旅行が当選。「仕事したいのに海外旅行なんて…。AI(人工知能)とコントができないか」と再び嘆き、さんまが「ホイじゃ頑張れよ」と声を掛け、板倉は電話を切った。
この様子を見たネットユーザからは、「板倉かわいそう」「なにも悪いことしてないのに…」など同情の声が噴出。中には「笑えない」「出ないほうが良かった」という声も出た。
「板倉はインパルスのすべてネタを作り、高い評価を受けている。さらに、コントも上手く、ピン芸もできるうえ、彼の書く小説も面白いと評判で、マルチな才能を持っています。
そんな板倉にとって、現在の堤下は足かせでしかない。解散説がたびたび浮上する中で、それでも相方の更生を待つ板倉は、大したものです。
堤下は森三中・黒沢かずこへのパワハラなど、『調子に乗っていた時期』があり、業界から干されてしまっている状態。
板倉が見捨てないうちに、改心した姿を見せないと、いよいよ大変なことになると思います」(芸能関係者)
解散説もあるインパルス。堤下は板倉を繋ぎ止めることができるだろうか。