「今回ばかりはガチンコのようです。中でも異彩を放っているのが“Mチーム”なる班ですよ。めちゃくちゃ経費を使っているんです。人数も10人近くいて、動きは完全に隠密行動なんです」(テレビ関係者)
ちなみに、この“M”とは作家の村上春樹(69)だという。フジがここまで必死になる理由だが…。
「現在、フジテレビは“危急存亡の秋”と称されるほどヤバい状況にある。スポンサーがどんどん逃げていき、壊滅状態に等しい。復活の目玉だった報道番組の改革も、秋元優里アナの不倫疑惑騒動や元NHKの登坂淳一アナのセクハラ疑惑の土壇場降板で大失敗に終わった。加えて、期待していた元NHKの有働由美子アナは日本テレビに持って行かれ、もはや打つ手がない状態です」(編成関係者)
視聴率が低迷した時、各テレビ局が最初に取り組むのが報道&情報番組のテコ入れ。
「バラエティーやドラマに比べ、短期間で数字が取りやすいからです。まさにキャスター頼みの一面もある。そんな時に上層部が熟慮した結果、名前が出てきたのが村上先生だったんです。もし、フジのオファーを受けてくれるなら、10月改編からでも枠をこじ開けるそうです」(テレビ事情通)
村上を狙っているのは、フジだけではない。多くのテレビ局で、今一番、キャスティングしたい文化人として名前が挙がっているという。
そんな村上の、気になる出演料だが…。
「コメンテーターなら1本100万円〜。村上さんが出演してくれれば、間違いなく視聴率は取れる。キャスターなら、200万円〜が交渉ベース。上限は400万円〜になるのでは…」(広告代理店幹部)
果たして、村上先生はテレビ界の熱烈オファーを受け入れるのか?