21日にニコルら契約解除を通告した3人の代理人がソウル市内で会見し、「メンバー全員が5人のKARAで活動することを望んでいる」、「メンバー同士は不仲ではない。新しい担当者との信頼関係が築けなかった。問題が解決すれば戻りたい」などと3人の胸中を代弁している。所属事務所関係者も「復帰の意思さえ明らかにしたら、条件を受け入れる」と話し、双方が歩み寄りをみせている。
「結局、闘病中の夫に変わって事務所を仕切る社長夫人との折り合いが悪かったためで、社長夫人を経営陣から外すことになりそう。テレビ東京系の主演ドラマ『URAKARA』は28日放送までの第3話までしか収録しておらず、早く和解して収録しなければ、事務所がテレ東から損害賠償を請求されてしまうから事務所側も早期の決着を望んでいる」(韓国在住のジャーナリスト)
KARAの問題はメンバー3人と事務所の問題にとどまらず、韓国演芸制作者協会が動き出した。同協会のアン・ジョンデ会長は「KARAのメンバーを背後で操縦する勢力があるという噂が広まっている。もし事務所の社長が闘病中という状況を利用して、KARAのメンバーを抜き取ろうという意図でこういうことを計画した人たちがいるなら、協会レベルで容認しない」と強硬な姿勢を打ち出した。
「日本での芸能活動を担当する事務所が日本での収益金の一部を手数料として差し引いた後、残りを所属事務所とKARAが配分していたとしメンバー3人の代理人は『不当な二重控除だ』と指摘。日本の事務所は実態がないので、KARAの利権を搾取している関係者が何人かいて、その関係者たちも今回の件でKARAから手を引くことになった。近日中に元通りにメンバー5人で解決するだろう」(週刊誌記者)
KARAファンにとっては一番いい結果で騒動が解決しそうだ。