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またも出た視聴者無視のHNK 渋谷放送センター大改築計画

 先週号で触れた“NHKの暴走”に対し、「呆れた」という多くの読者の声が本誌に届いた。
 そのNHKに、またも疑問を呈する建設計画が明らかになった。築地移転計画が囁かれていたが、それを白紙に戻し、1000億円かけて現在の渋谷放送センターを大幅に改築するという壮大な計画である。

 '09年11月に、当時の福地茂雄会長を委員長とする『新放送センター建設検討委員会』が発足、内々に検討し始めた。放送センターは代々木公園の南側にあり、敷地面積は約2万5000坪。本部機能をになう地上23階建ての本館や番組収録用のスタジオがある東館、報道部門が入る北館など4つのビルとNHKホール(3600席)があり、延べ床面積は7万坪にのぼる。
 建て替えは、機能が1カ所に集中した今の形を耐震用に見直すことを視野に入れている。スタジオなどの教養・娯楽番組の制作拠点を移し、事務系部門を賃貸ビルに入居させる案も出ており、2015年中にもまとめるという。

 無茶苦茶な手口で受信料を集めようとしているNHKが、1000億円以上かけて放送センターを建て替えるとはどういうことだろうか。受信料を払う視聴者を小馬鹿にしているとしか思えない。
 おそらくは豊富な剰余金を使うのだろう。子会社には“埋蔵金”が数百億円はあると囁かれている。
 今の放送センターの前身は、前回の東京五輪の放送センターである。2020年の五輪を無理やり理由にし、NHKが新放送センター建築に着手することは断固阻止すべきだ。

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