このように、ジャニーズには、みずから履歴書を送る者が稀にいる。有名な例では、タッキー&翼の滝沢秀明。
彼も東山、城島と同じく母子家庭。売れて母をラクさせたいという大志を抱いて、入所した。本当の夢はプロレスラー。しかし、受けたオーディションに、「体が小柄」の理由で落とされ、希望の職場を、好きなKinKi Kids・堂本光一がいるジャニーズに変えた。
Hey!Say!JUMP・知念侑李は、嵐・大野智の大ファン。母親に履歴書を書いてもらって、会えるチャンスを手にした。本来なら、バルセロナ五輪の男子体操銅メダリストの父・孝さんのあとを継いで、体操選手になるはずだった。物心がついたころから体操ひと筋だったが、次第にその腕前は、バックダンサー、JUMPで発揮されるようになった。
同じくJUMPの岡本圭人は、父の健一に憧れてジャニーズ入り。健一は、元男闘呼組のボーカル&ギタリストだ。
このJUMPの山田涼介が、現在のジャニーズJr.の憧れの的。トップ3は、山田と同じキラキラ王子様系の山下智久、セクシー&ワイルド系のKAT-TUN・亀梨和也だという。