ツイッターなどに投稿された映像や画像によると、始球式を終えた稲村の周囲に数百人単位の選手が殺到しパニック状態になってしまった。
その後、同連盟は公式サイトに謝罪文を掲載。「選手数名が怪我をするという事態にもなり、我々役員の事前検討が十分でなく、関係する皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と状況を説明。
「選手が整列していた場所を離れ、あのように稲村亜美さん目指して殺到した行為は、決してあってはならないこと」とし、稲村の元に駆け寄った選手に対しては、チームを通じて猛省を促すという。
「稲村は上にはジャンパーを羽織っていたが、下は真っ白なホットパンツ姿。お年頃の男子中学生たちが思わず駆け寄ってしまうのも分からなくもないが、パニックになる状況を想定できなかった連盟にも多大な責任がある」(スポーツ紙記者)
稲村は13日放送のフジテレビ系「めざましテレビ」の取材に応じ、「握手して欲しいという思いで近寄ってきて、ああいう状態になってしまったらしいです。倒れてた子もいましたし、私も倒れてしまって。私の下にも下敷きになっている選手の方もいた」と冷静に当日の状況を説明した。
ツイッターではある球児が、稲村の体に触ったなどとつぶやき、騒動が拡大。しかし、稲村は「体に触れるということは全くなかったです」と否定。「選手の皆さんも悪気があってしたわけじゃないですし、これからも一生懸命野球やっていただいて、野球界をドンドン盛り上げるために頑張って欲しいなと思います」と、球児たちにエールを送った。
稲村の「神スイング」ならぬ「神対応」だけに、今後もオファーが増えそうだ。