「言うまでもなく、原因は酒の飲みすぎです。肝臓のあらゆる数値が危険水域に達しており、ついには肝硬変という診断も下ってしまった。さすがに本人もビビっているようで、現在、酒量をかなり減らしています」(番組関係者)
それだけではない。近年、『志村けんのバカ殿様』や『志村けんのだいじょうぶだぁ』など、自身の冠番組の視聴率も振るわず、「もういいかな…」といった弱気な発言も目立つようになっている。さらに、酒以上のエネルギー源とされる美女軍団“志村ファミリー”まで崩壊の危機だという。
「9月末で芸能界から引退した小林恵美(35)は、かつて志村の一番のお気に入りで、番組で息のあったコントを見せていました。その寵愛ぶりから“正妻”候補と呼ばれた時期もありましたが、'10年あたりから急に番組に呼ばれなくなった。その原因は、志村の口説きをガチで断ったことだとされています。その後、小林は芸能界からも干された状態で、今回の引退を機に、二人の確執が一部で報じられ、さすがの志村も精神的にダメージを受けたようです」(スポーツ紙記者)
“志村ファミリー”と呼ばれる芸能美女は、いしのようこや優香、近年では橋本マナミなど、錚々たる顔ぶれだったが、「飲み会に誘われるのが苦痛」だとか「仕事もプライベートも干渉されるセクハラ」だとの批判も陰で囁かれるようになっていた。
「最近の志村は、“準構成員”のカトパン(加藤綾子アナ)に最後の望みを託しているようです。財産をチラつかせて本気で口説きにかかっていますが、カトパンは回答を保留した状態です」(前出・記者)
最愛の母を3年前に亡くし、美女との酒だけが生きがいだった志村だが、もはや信じられるのは愛犬だけといったさびしい現実に向き合っているという。
「志村には、ドリフターズの先輩の加藤茶(75)のように、ヨレヨレになってまではやりたくないという美学がある。ここにきて、ついにレギュラー番組撤退の調整を始めたとも噂されています」(同)
ドリフターズ黄金時代「志村うしろ、うしろ〜!」で一世を風靡してきたが、もはや志村の“後ろ”は断崖絶壁だ。