米スペシフィック・メディア社は以前の所有者で6年前ドメイン取得に5億8000万ドル(約470億円)を費やしたニューズ・コーポレーション社から、たった3500万ドル(約28億円)で購入した。
新たなオーナーとなるスペシフィック・メディア社はジャスティンと共に、SNSサイトMySpaceをオリジナルの音楽と動画、番組制作を並立させた大規模なエンターテイメント・ポータルサイトへと変貌を計画中だという。
「ファンがお気に入りのエンターテイナーと交流し、音楽を聞いたり動画を見たり、素敵なものを共有する場所が必要だと思うんだ。MySpaceはそうなる素質を持っているんじゃないかな」「アート、っていうのは人々から影響を受けるし、またその逆でもあるんだ。だからエンターテイメントにとって自然な社会的構成要素がそこにはあると思う」とジャスティンはコメントしている。
米スペシフィック・メディアは、ジャスティンが「社会的活性化」というキャンペーンを行なう同サイトの再構築に向けて活動することを約束している。
同社のCEOティム・ヴァンダーフック氏は「創造的なアイデアと考えを兼ね備えた事業戦略と、MySpaceを変身させるためのビジョンを持つジャスティン・ティンバーレイクほどの人物と提携することを我々は楽しみにしています」「これはデジタルメディアの新たな幕開けで、我々はそのストーリー作りを非常に楽しみにしています」と語る。
今回の契約では、ニューズ・コーポレーションはスペシフィック・メディア社の株式における少数株主となり、MySpaceからの配当金額は5%以下になることになっている。