番組では、浜崎が出版された本の中で、「過去に自分の身を滅ぼすほどの恋をした」と告白し、出会いなどについて詳細を語ったことを取り上げる。
これを聞いた泉谷は「昔一緒にラジオやったことあるから、味方をしてあげたいんだけど、どうしようもないなこの女って感じだな」とバッサリ切る。さらに、松浦会長についても「プロデューサーもプロデューサーでさ、商品に手出してんだぞ、お前」と東野幸治に食ってかかる。
東野はなぜか浜崎の肩を持ち、「そんなことはないでしょう。社内で反対だったけど、浜崎あゆみっていうアーティストを…」と反論すると、泉谷は、
「馬鹿言ってんじゃないよ。自分の恋愛をモデルにして歌を作ってますってぬかしてやがるだろう? お前さ、人の恋愛ってファンに売ってるんだから、ファンが自分のものとして受け止めるように作るのが筋だろうが」
と恋愛ソングは、ファンが自分のものとして感情移入できるよう売るべきだという見方を示す。さらに、
「ファンが想うようにしなければいけないのであって、誰々さんのために作ったなんて固定されちゃったらさ、白けちゃうじゃないか。聞いたって」と苦言を呈す。
東野は「そういう意味だったんだって…」と再反論するが、泉谷は「それは今だから、そういう風に売り切ってるからできるんだろ。売り切ってるから」とバッサリ。それでも、東野が反論しようとすると、聞いていた松本人志が「ていうか、なんでそんなに庇うのかもちょっと。なんか凄い肩入れしてる感じも気持ち悪い」と東野に水を向ける。
すると、東野はアシスタントの久代萌美アナが浜崎あゆみのファンで、「久代さんが大ファンなんです。文句を言えないので代弁していた」という。久代アナは本を読んだそうで、「あのあゆがピュアな恋愛をしていた。誰もが共感できるストーリー」と説明したが、泉谷は「気持ち悪い」と一蹴した。
泉谷の「恋愛ソングに掛ける想い」に、ネットユーザーは「さすが泉谷さん。ファンのことを考えている」「曲を売るということの意味を知っている」と絶賛の声が。また、「泉谷節だったけどファンを第一に考えていて優しい」「やっぱりいい人だね」という声も上がった。
さらに、浜崎あゆみの一部ファンからも「自分の思っていることを言ってくれた」など同調も。一方で、熱狂的なファンからは「曲をどうしようとあゆの勝手」「泉谷に言われたくない」という声も聞かれた。
様々な声があるが、泉谷は恋愛ソングについて、「ファンが想いを共感できるように作るべきだ」と考えている様子。そして、そのファンの想いを第一に考える泉谷に、言動とは裏腹な優しさを感じた視聴者が多かったようだ。