事の発端となったのは、今月12日にMEGWINがツイッターに投稿した「今年は決断の年だった。夏前から準備を始め今日再出発」というツイート。同日に公開された「【原点回帰】今後のMEGWINTVについて」という動画では、「今日から『MEGWINTV』は変わるぞ!」と宣言しつつ、その理由について、自分の考えるネタがウケなくなり始め、メンバーにネタを考えてもらったところ再生回数が伸び始めたが、登録者数も最高116万人いたのが115万人になるなどマンネリ化し始め、「責任を持って『MEGWIN TV』を再構築するぜ」と説明していた。
しかし、動画公開後、ネタを考えていたというメンバーの「ファルコン」と「メテオ」が「ふぁるこんと めてお」というユーチューブチャンネルで、「2018年12月10日をもって『MEGWIN TV』を退職いたしました」と報告。理由については「いっぱいあります」としつつも、「この会社ではやっていけないような状況になりました」と言い、「事実上のクビみたいなもんですね」「やめるように仕向けて、自分から自己都合で退職しなさいっていう形を取らされた」と説明した。
この突然のふたりの“クビ”に対し、ネットからは「4人の時のMEGWINTVは大好きでしたが、もうこれからのMEGWINTVは見ないと思います」「MEGWINにはがっかりした。ユーチューバーを使い捨ての道具にしてるとしか思えない」「MEGWINTV終わったな。もう誰も視聴者付いていけない」といった声が噴出。MEGWINの元にも苦情が殺到しているほか、約115万人のチャンネル登録者数は翌正午には約113万人に。その後も激しい下落を続け、14日正午時点では約108万人となってしまっている。一方、動画投稿前は2万人程度だった「ふぁるこんと めてお」の登録者数は上昇を続け、14日正午には19万人を超えた。
炎上後、MEGWINは「今回の騒動について」という動画をアップし、今回の件について「この度は視聴者の皆さま、そして関係者の皆さま、このような騒ぎになってしまい申し訳ございません」と謝罪したものの、「彼らが発信した情報については、すでに彼らの主観が入ってしまっているため、正確かどうかというのは私たちにも分かりません」と釈明。さらに、『MEGWIN TV』が会社であることを挙げ、「労働基準法で社員を理不尽に解雇できない」と言い、今回の退職に違法性はなかったことを主張していた。しかし、この動画に関しても「法に触れない範囲ならどんな理不尽なことをしていいとでも?」「炎上してる理由は法的に正しいかどうかじゃなくて、考え方とか感情、人間性の部分だと思う」といった指摘が寄せられ、さらに炎上を呼ぶという事態になっている。
幸先の悪いスタートとなってしまったが、果たして今後「MEGWIN TV」はどのように変わっていくのだろうか――。