「桜井氏は6月17日に総務事務次官を退任したばかりだったんです。そのタイミングと重なったことに加え、息子である櫻井翔の知名度から、今回の出馬説が飛び出した。そもそも東大出身で永田町にも強いパイプを持っている。まさに打ってつけの人物だったんです」(芸能関係者)
もっとも、当の桜井氏は“ポスト舛添”報道について、都知事選出馬を言下に否定したのだが、この会見が今、あらぬ憶測を呼んでいるという。
「選挙において、最後の最後に出馬表明するというのは鉄則です。さらに、当初は否定的だった永田町関係者も、メディアの動きを見て櫻井パパの人気に注目するようになった。改めて擁立に動き出す可能性が高いというわけです」(同)
この情報に一喜一憂しているのがテレビ界だ。
「仮に櫻井パパが出馬ともなれば、櫻井翔のテレビ露出を考えなければならないからです。なぜなら、『嵐を露出させること』=『櫻井パパの応援に繋がりかねない』からです。放送法や公職選挙法にも抵触する可能性が出てくる。テレビの力は大きいですからね。選挙PRの金額に換算したらウン千億円に匹敵します」(民放関係者)
もっとも、櫻井パパの出馬について密かにバックアップしているといわれているのが、櫻井が所属するジャニーズ事務所だ。
「ジャニーズにとって、嵐を全面に押し出すまたとない好機です。2020年の東京五輪でジャニーズ事務所がPRの仕事を受けやすくなる、といった下心もあるようです。選挙期間中に嵐の露出を抑えることになっても、事務所の収入源は数億円程度。櫻井パパが都知事になった時のメリットの方が遥かに莫大だということです」(芸能事情通)
パパの決断が注目される。