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ついに起きてしまった渋谷ハロウィーンの“度を越えた大暴動”

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提供:週刊実話

 ハロウィーン直前の週末となった10月27日夜から28日未明にかけて、東京・渋谷の繁華街には、仮装した大勢の人々が集まった。

 毎年トラブルが絶えない“渋谷ハロウィーン”だが、盗撮や痴漢の疑いで逮捕者が出るなど、今年も例に漏れなかったようだ。中でも、軽トラックが若者たちに取り囲まれて横転させられるという“事件”は、その様子を撮影した動画がツイッターに投稿されて物議を醸している。

 動画では、横倒しになった軽トラックの上に2人の男性が立ち、周囲をあおっている様子がはっきりと映っている。撮影者によると、窓は割れ、屋根もへこみ、運転していた人は横転する前に逃げたという。その後、軽トラックの運転手からは被害届が出され、警視庁は器物損壊の疑いで捜査を始めている。

 ネット上には、
《誰かに迷惑をかけてまで騒ぎたいとかバカじゃないの》
《もはやこれは暴動だな》
《野蛮過ぎてもうハロウィーンじゃない》
 といった批難の声の他、

《渋谷区民だが、来年は本当に規制してほしい》
《来年は禁止になっても仕方ないよね》
 といった、規制を強く求める声が多く見られた。

 事が起こる前の23日には渋谷区長が記者会見を開き、「モラルとマナーを持ってほしい」と要請したばかり。渋谷駅周辺のコンビニエンスストアなどに瓶入りアルコール飲料の販売自粛を求めたほか、同区観光大使・ナイトアンバサダーであり若者に人気のあるZeebra氏もラップでマナーを呼び掛けたが、残念ながら効果は一部にとどまったようだ。

 路上には割れた酒瓶やゴミなどが多く散乱。また、異常な騒乱を避けて客足が遠のき、飲食店の売り上げが落ちるとして、区には多くの苦情が寄せられているという。

 年末のカウントダウンやワールドカップなどの際は交通整理に努める程度にとどめ、路上での騒ぎに消極的ながらも寛容だった渋谷区。しかし、ここまでの被害が出ては、さすがに今後の対応を再検討しないわけにはいかないだろう。

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