そんな経緯があった中居が、ジャニーズ事務所の契約更新確認期間の6月中に、元SMAPの香取、草なぎ、稲垣が所属するCULENへの合流、もしくは事務所独立を表明するのではと注目されている。
「中居と退所した3人の結束は固いと言われていただけに余計に叩かれたのですが、真相は4人が同時に退所すれば必ず潰されることから、3人を守るために残留したとも言われていたんです」(女性誌記者)
業界内では「計算高いとされる中居が、今の段階で退所してもメリットがないと判断したのではないか」との情報も流れたが、自身がいまだに黙して語らないことから、残留の意図は明らかになっていない。
「いずれにせよ、3人は元チーフマネージャーの飯島三智氏が設立したCULENに所属したことで、民放から干されてしまったのは事実。中居は残留したことで仕事は継続できていますが、内心、複雑な心境だと思いますよ。中居がかつて女性関係でトラブルを起こした際、間に入り解決したのが飯島氏。彼女がいたからこそ、今の中居があると言っても過言ではない。その恩もあり、いずれジャニーズを離れるつもりで準備していることは間違いありません」(中居を古くから知る芸能関係者)
そうした中、中居は4月にパーソナリティーを務めるニッポン放送のラジオ番組『中居正広ON&ON AIR』で、香取、草なぎ、稲垣の新曲『雨上がりのステップ』を選曲したのだ。
「中居は曲が流れた後に『これは売れないな』と言っていましたが、3人への愛情を感じましたよ。常に気にかけているということです」(番組関係者)
さらに5月末には、女性週刊誌で中居と香取が都内で食事をしている様子が報じられ、中居の退所説が再燃した。
「事務所との契約更新を決める時が近いだけに、3人への合流情報が駆け巡りましたが、その可能性は低い。ジャニーズはいま、元TOKIOの山口達也の“わいせつ事件”で業界での信用は急激に落ちている。もはや潰されない状況と言っていい。だから合流というより独立の可能性が高いのではないか」(芸能関係者)
国民的スター・中居も失いかねない「ジャニーズ王国」は “崩壊”への一途をたどるしかないのか…。