主演の女優・波瑠とタッグを組む、女優・鈴木京香はこれまで数々の作品に出演する女優界の大御所。そんなベテラン女優と“犬猿の仲で”知られる相手が女優・深津絵里なのだとか。二人とも、時期はズレていながらも、俳優・堤真一の“元カノ”と言われており、共演NGが噂されているのだ。テレビ業界であるとされている“共演NGリスト”の中でも、恋愛がらみの共演NGは、なかなかリストから消えないらしいとのことである。
鈴木は1999年公開の映画『39 刑法第三十九条』、深津は2002年のドラマ『恋ノチカラ』(フジテレビ系)でそれぞれ堤と共演している。そしてその後、両者は堤との交際の噂が報じられていたのだ。交際報道前の1998年に「きらきらひかる」(フジテレビ系)で共演歴のある2人だが、深津と堤の「東京ディズニーシーデート」が2002年に報じられて以降、両者の共演はないのだ。
報道が事実となれば、二人は堤の“元カノ”ということになる。その後、おのずと業界関係者が気を遣い、同じ作品にキャスティングされないように配慮しているようだ。
だが、それから約10年が経ち、堤は2013年に一般女性と結婚、そして、鈴木も俳優・長谷川博己との交際が取り沙汰されている。そのため、本人たちはそれほど意識していなさそうだが、“共演NGリスト”を持つプロデューサーよれば、両者をオファーしようとする局はないようだ。
今月、50歳を迎える鈴木は、数々の受賞歴を持ち、日本を代表する女優の地位を確立。仕事もプライベートも充実しているようにも見え、一層輝きを増している。一方、深津も、かつては日本アカデミー賞の常連とも言えるぐらいの実力の持ち主。2010年の公開映画『悪人』では、モントリオール世界映画祭において女優賞も受賞している。今年45歳になった深津だが、私生活はここ何年も浮いた話題は出てこない様子で謎めいている。
“共演NG設定説”も、かれこれ時効を迎えるに等しい時間が経過している。ともに高い演技力を評価される両者の共演が実現することを願うファンも多いに違いない。