この日は、全国から選ばれたこどもたちが「こども食料大使」に任命され、仲野博子農林水産大臣政務官から任命状が手渡された。当日に行われたセッションで話し合い決定された、「自分たちで野菜を作る体験をします」「地元の旬のおいしいものを選んで楽しく食べます」「国産食材の料理を学校や家でチラシや絵を使って紹介します」という3つの「こども食料大使」の活動方針が発表され、駆け付けた長浜博行内閣官房副長官から「いっしょうけんめい、一年間がんばってください」と激励された。
「2011年度こども食料大使」には全国から13名の小学6年生か中学1年生の男女が任命された。「好き嫌いをせず、食べ残しをしないように」気を付けていると語った龍臣くんは、普段は料理をする機会はないというが、「これからは大好きなカレー作りにチャレンジして行きたい」と紹介し、カレーライスを「いっぱい食べて早く大きくなりたいです」と笑顔を見せた。「こども食料大使」たちといっしょに、「これからの日本の食糧自給率アップに向けてがんばるぞ!」と式典を締めくくった。(竹内みちまろ)