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「乗務中に本を読んでいた」は、行き過ぎたクレームか? 車掌は処分検討

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画像はイメージです

 名古屋市営地下鉄は4日、乗務中に読書をしていたとして、男性車掌を処分する方針であることが判明。その是非について、賛否両論の意見が上がっている。

 車掌は6月19日、名古屋市営地下鉄・名城線の車内で読書をしており、それを見た乗客が久屋大通駅の駅員に「車掌が本を読んでいるように見えた」と連絡。名古屋市交通局が聞き取り調査を実施し、本を読んでいたことを認めた。

 電車の運行にはなんの支障もなく、ドアの開閉などは通常通り行われていた。交通局は事態を重く見ているようで、常習性を調査したうえで処分を検討する模様だ。駅間の移動で手持ち無沙汰となった時間を読書で埋めていたと思われるが、ネットユーザーからは「命を預かるものとしてありえない」「安全への意識が低すぎる」と怒りの声が噴出している。

 一方で、「読書くらいでなぜ文句を言うのか」「それくらい許してやっても良いと思う」「業務に関係のある本も読めない」「ずっと立っていろというのか」など、車掌に同情的な声も出た。

 そして、駅員に連絡した乗客については「クレーマーとしか思えない」「どうして許そうとしなかったのか」「正義感のつもりか?」とこちらも一部ネットユーザーから批判の声が上がっている。

 運行に支障がなかったとはいえ、勤務中の職務に関係のない読書は、たとえ車掌じゃなくともとがめられるだろう。だが最近は、「警備員がイスに座っている」「消防車でうどんを食べに来ている」「救急隊員が自販機で飲み物を購入していた」など、市民からかなり理不尽なクレームが入るケースが増加している。

 一部ネットユーザーは、今回の「車掌が読書をしている」という第三者の申告が、公務員などに寄せられる理不尽なクレームと感じたようで、連絡した人間に対し、怒る人も多かったようだ。

 「正当なクレーム」もあるものと思われるが、そうでないいわゆる「クレーマー」事案が多いのも事実。クレームを入れる前に、その態様や内容に正当性があるかどうか、考えてほしい。

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