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埼玉の小児科医師が診察中に少年にわいせつ行為

 埼玉県警新座署が11月18日までに、診察中に男子中学生の下半身を触ったとして、準わいせつ容疑で、「新堀クリニック」(同県新座市新堀1丁目)院長の小代(おじろ)博之容疑者(53=同)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年6月26日午後3時5分頃、同クリニックの診療室で、治療を装い裸にした当時中学2年で14歳だった少年の下半身を、もてあそぶなどのわいせつな行為をした疑い。数日後、少年の父親から同署に相談があって発覚した。

 調べに対し、小代容疑者は「触ったのは間違いないが、治療行為の一環だ」と供述しており、生徒や保護者に対しても同様の説明をしていた。

 中学生側は「下半身を写真撮影された」と話し、小代容疑者の自宅とクリニックから押収したパソコンからは、クリニック内で撮影したとみられる小中学生の男女の下半身の写真100枚以上、同様の写真が入っているフロッピーディスクなど100枚以上がみつかった。同署では余罪があるとみて、調べている。

 小代容疑者は85年、北里大学医学部を卒業。日本医科大学武蔵小杉病院小児科での研修医を経て、09年から小代医院にて勤務。10年に独立して、新堀クリニックを開設した。

 診療科目は小児科、思春期内科、小児アレルギー科で、被害を受けた中学生が受診した思春期内科では、中学生・高校生を中心に、思春期特有の問題や悩み、思春期心身症、思春期成長障害等の診察をしていた。

 医師による診察中のわいせつ行為は昨今少なくはないが、思春期の悩みで受診した中高校生にわいせつ行為を行うというのは許されるものではない。
(蔵元英二)

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