「もちろん、今の美味しいポジションを奪われやしないかと警戒しているんです。彼は、マシンガントークが得意な一方、キャスター経験でジャーナリスティックな視点も培っている。まさにバラエティー&情報番組にとって、打って付けの人間なんです」(芸能事情通)
そもそも今頃になって古舘の人気が急騰し始めた理由が興味深い。当初は、古舘の頑ななまでのキャスタースピリットが足かせとなり、民放各局は及び腰だった。ところが、『ぴったんこカン・カンSP』(TBS系、6月10日放送)が16.6%、『おしゃれイズム』(日テレ系 6月12日放送)が13.8%といずれも高視聴率をマークしたのだ。
「なんと、調べてみると、古舘の潜在視聴率は大幅アップしていたんです。今まではアクの強さから敬遠されて4%台だったのが、最近では9%台。これは有吉や坂上、上田に匹敵する数字です」(テレビ関係者)
さらに、古舘サイドのもう一つの隠し玉が出演料の大幅値下げだ。
「『報ステ』時代は1本200万円以上だったが、今では1本60万円からでも相談に応じてくれる」(同)
古舘を巡っては現在、各局から捌ききれないほどのオファーが舞い込んでいるという。そんな古舘にビビリまくっているのが格下と見られる芸人だという。
「中途半端なポジションにいる芸人にとっては死活問題です。たとえば、アンジャッシュの渡部建、東野幸治、劇団ひとりなどは古舘が本気を出したら完全に必要がなくなる。元のひな壇芸人に逆戻りですよ」(放送作家)
果たして、古舘の餌食になる芸人は誰か!?