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騒動のおかげでがっぽり稼ぐSMAP

 分裂・解散騒動を回避した、ジャニーズ事務所のアイドルグループ・SMAPの03年3月の大ヒット曲「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」が、オリコンの1月22日付デイリーシングルランキングで1位を獲得。分裂・解散を望まないファンの購買運動が巻き起こったこともあり、発売から12年10か月にして異例の1位獲得となった。

 同曲は今月13日に一部スポーツ紙が「SMAP独立・解散」を報じた翌1月14日付デイリーシングルランキングで圏外からいきなり9位に急浮上。各店舗で在庫切れを起こし、1月25日付の週間ランキングでは75位にランクインした。同作のシングルTOP100入りは、06年1月30日付で86位を記録して以来10年ぶりとなった。

 その後もファンの間で購買運動が拡大。同19日付は19位、同20日付は3位、同21日付は2位と推移し、そしてついに22日付で1位となった。

 「20日にNEWSが新曲『ヒカリノシズク/Touch』を発売。発売以来、デイリー1位だったが、22日は1位がSMAPで2位がNEWS。おまけに、売り上げはSMAPが1万3000枚ほどで、NEWSがその半数ほどにとどまった。SMAPのファン層はメンバーたちと同じ年代が多いので、それなりに金を持っている。1人で複数枚購入したファンも大勢いるだろう」(レコード会社関係者)

 今年デビュー25周年を迎えたSMAP。今後、アニバーサリー全国ツアーが開催されるものと思われるが、開催されればジャニーズ事務所にとって莫大な収益をあげることになりそうだが、それ以外の収益も大きいようだ。

 「人数は公表されていないが、ファンクラブの会員数は100万ほどだというが、今回の騒動をきっかけに急増しそう。ファンクラブの入会金は1000円で年会費は4000円。年会費だけでも40億円で解散すればそれがパーだった」(芸能記者)

 ジャニーズが必死に分裂・解散を阻止したのも納得だ。

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