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貴の乱最終章 ★相撲協会上層部が震え上がる 平成の大横綱「来夏参院戦出馬」

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提供:週刊実話

 元貴乃花親方が9月25日に突然、日本相撲協会に引退届を提出した“事件”は、永田町にも微妙な波紋を広げている。自民党関係者が言う。
「元貴乃花親方の引退会見中に自民党内では“早くも誰かが来夏参院選の候補者としてアプローチしているのでは”という噂が飛び交ったのです」

 永田町界隈で駆け巡った情報を小耳に挟んだのか、元宮崎県知事で国会議員経験者の東国原英夫氏が9月28日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、「相撲は天才かもしれないが、組織人としての資質がない」とバッサリ切り捨てた後、「来年の参議院選挙に出るべきだと思ってます」と断言。
「政治家になったら優秀な秘書はいっぱいいる。スポーツ庁、文科省、あるいは内閣府等々に入って、上から協会をドーンと改革すべし」と進言していた。

 元貴乃花親方の政界転身について、先の自民党関係者はこう続ける。
「真っ先に擁立に動くとすれば、自民党でしょう。元スピードスケート&自転車競技で冬季・夏季のオリンピックに出場した“五輪の申し子”橋本聖子参議院会長や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のトップ・森喜朗元首相周辺がアプローチする、という声はあります」

 問題は、元貴乃花親方本人に、その気があるかどうかだ。
「実は、6年前にも自民党内で『貴乃花を擁立しよう』という動きはあったのです。というか“若貴”、つまりお兄ちゃんの3代目若乃花(花田虎上氏)と一緒に政界に担ぎ上げようというものでした。しかし当時、貴乃花は故・北の湖理事長の側近理事として重宝されていて、相撲協会内部での改革を目指していた。一方、若乃花にはその気が全くなかったことから、話は立ち消えになりました」
 と語るのは夕刊紙記者。

「貴乃花は、できれば今後は子どもたちを未来の相撲取りとして育てるようなことをしたいと口にしています。だが、具体的には何も決まっていないし『協会と対立する気もない』と周囲に語っています」(同)

 父親である故二子山親方(元大関貴ノ花)は、宗教的なものに興味を抱き、多くの自民党議員を支援してきた霊友会と親しい関係だった。

 元貴乃花親方も信仰深いことで知られており、龍神総宮社(京都・宇治市)とのつながりは深い。大阪場所では宿舎として利用していたうえ、節分祭にも部屋を挙げて参加している。
「元貴乃花親方は鹿児島の最福寺の池口恵観法主とも親しく、数年前は大阪でパーティーなども開いてもらった仲です。また、池口法主は安倍晋三首相などとも親交がある。今回の電撃引退は、参院選必勝を期する安倍首相とその周辺による“暗黙の了解事項”といううがった見方もあるほどです。貴乃花親方が参院選に出馬すれば当選確実で、即スポーツ議員連盟入りするはずです。元貴乃花親方と対立してきた相撲協会幹部らは、枕を高くして眠れなくなるでしょう」(同)

「平成の大横綱」として人気を誇った元貴乃花親方が比例候補として立てば、200万票は固いという。貴の乱、今度は“外堀”から埋めることになる?

 10月4日元文部科学大臣の馳浩衆議院議員へあいさつに行っているのも気になるところだ。

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