今井は、大河ドラマや『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』(NHK総合)などには出演してきたが、民放の連続ドラマへの出演は14年ぶりとなる。そして石田ひかりもまた連続ドラマの主演としては14年ぶりとなるため、両者の共演には注目が集まっている。
同ドラマは海外で実際にあった事件を元にしたオリジナルのサスペンス作品で、夫の父が遺した一軒家に、主人公らが移り住むところから始まる。彼女は自宅にて長年の夢だったフラワーアレンジメント教室を開き、優雅なセレブ生活に胸を躍らせていたが、引っ越しパーティー当日、今井演じる18年前に別れた恋人が出現。恐怖を感じた主人公は、彼を追い返そうとすると、いつの間にか姿を消す。そしてその夜から、冷蔵庫の食料がなくなったり、家族の洗濯物がなくなるなどの不可解な出来事が起こり始めるという物語とのこと。監督は、世界的にヒットしたホラー映画『リング』の中田秀夫が監督を務めるということで、恐怖演出にも注目が集まりそうである。
今回の出演に今井は「石田さんと初めて共演させていただきますが、作品を通して描かれる関係性を今から楽しみにしております。このところ舞台で芝居を学んでおりますが、これまでに無い役柄をしっかりと落とし込んで演じ視聴者の方々に土曜の夜をワクワクしていただける作品になればと思います」と意気込みを語っている。
そんな今井といえば、2014年にメニエール病を患い長期入院している。メニエール病とは、めまいと同時に難聴や耳鳴りを伴う、三半規管の病気である。彼は当時、平衡感覚を失い、立ち上がるのも困難だったと言われる。そして入院中、精神的にも弱っていた今井を救ったのは、元SMAPの中居正広だった。5月19日に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では以下のように語っている。
「僕、精神的にもなかなかない感覚になって。入院した時に中居くんが、お手紙と空気清浄機を送ってくださって、その手紙っていうのも適当に書いてある殴り書きで『神様は今お前のこと休めって言ってるんだから、しっかり休んでまた仕事しような』っていう風にメッセージくださったことが凄く嬉しくて」
このように辛い時期を支えてくれた人には、男女関係なく感謝の気持ちを抱くものである。そこで彼を落とすためにも、男性が彼女にしたい職業の上位である看護師になり、支えてあげよう。今後、久々の連続ドラマ撮影で必死で働き、疲労困憊となっている可能性があるため、医学的知識を用いて、万全の体制でサポート。すると、やがて彼はこちらに振り向いてくれることだろう。
(篠田エレナ)