VIC:CESSは、2011年結成のボーカル3人(MIHO、KANA、MANA)・ダンサー3人(TATSU、NORI、SERI)の男女6人ユニット。グループ名の由来は、VICTORY(ヴィクトリー)とSUCCESS(サクセス)を合わせた造語で、勝利と成功を願って名づけられたという。ちなみに、VIC:CESSファンは「勝組」と称される。
メジャーデビューが決定したことについて、KANAは「結成から5年が経って、いま6年目なんですけど、まわりの人たちが先にデビューしていったりするのを見てきて、自分たちには遠いことなのかなあと思っていたので、まだドッキリかな? と信じられない気持ちもある」とコメント。MANAも「これまで山あり谷ありだった。まだ実感がないので、これからのワクワク感と引き締めていかなくちゃという気持ちが混じり合っています」という。
レコーディングもこれからということで、MIHOは「あれよあれよと決まっていって、気持ちが追いついていない部分もあるんですけど…」と前置きしながらも、「今しかないチャンスを逃すわけにはいかない」。また、SERIが「(方向性も含めて)いままでと全然違うこともあるかもしれないから、楽しみ」と話すように、VIC:CESSは、ダンスと音楽の融合の上で「決まった音楽やダンスの型に固執していない」(メンバー)という。実際、ミクスチャーなサウンドやダンスは活動当初から変わり続けているし、メジャーに行っても変わらないという。
男性メンバーのTATSU「もっと気合を入れてがんばる!」。NORIも「チャンスを掴みたい!」と期待に胸を膨らませている。「男女混合のダンス&ボーカルグループは、思いつく限りいない」(MIHO)というVIC:CESS。たしかに、TRFあたりにまでさかのぼらなければならなそうだ。しかし、「女性アイドル主体のイベントにも出れるし、男性アイドルものにも出演できる。また、ダンス主体のものにも! ただ、女性アイドルイベントだとTATSUとNORIのメンズ2人は肩身がせまい感じですけど(笑)」(MIHO)と、どんなステージにも立てるという強みも。暮れのメジャーデビューへ向け、たとえアウェーのステージでも観客を巻き込んでいく気満々だ。
VIC:CESSは同所での定期主催ライブのほか、7月30日(土)には「a-nation island resort stage」への初出演が決定している。