ガーシー容疑者は今月4日、滞在先のアラブ首長国連邦(UAE)から帰国。動画投稿サイト「ユーチューブ」で俳優の綾野剛やジュエリーデザイナーの福谷公男さんら3人を脅迫したなどとして逮捕され、暴力行為法違反(常習的脅迫)罪などで23日に起訴されていた。
再逮捕容疑は今年2月、綾野と福谷さんに告訴状を取り下げさせようと考え、SNSの「インスタグラム」や動画配信サイト「ツイキャス」で「裁判に出てくるってことがどんだけタレントとして致命的かよう考えて出てこいよ」、「こんなことしたら嫁と子どもが余計生きづらくなんねんで」などと脅した疑い。容疑者の認否は明らかにしていない。
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「起訴されたとあって、ガーシー容疑者のサイドは保釈を請求しようとしていたが、警視庁はもう外に出さない構えで、再逮捕を重ねることになるだろう。調べれば調べるほど新たな容疑が浮上しているようだ」(全国紙社会部記者)
ガーシー容疑者といえば、ユーチューブの動画配信をスタートさせたころ、用意したホワイトボードに数々の芸能人の名前を書き連ね、『コイツは(ネタが)あります』、『コイツはありません』などとより分け、スキャンダルの暴露を予告。今にして思えばそれ自体が脅迫にあたるが、どうやら、そのホワイトボードの件でも立件される可能性が浮上しているという。
「人数が多すぎて、結局、暴露予告をした芸能人全員の暴露はしなかった。その理由だが、暴露予告をした時点で水面下でガーシー容疑者に接触して金を払って口止めした芸能人がいるようだ。そして、その金が、〝SNSマフィア〟と呼ばれるネット上やSNSを活用して脅迫行為を行う反社会的勢力に流れているのではとみられている」(同)
動画では「全部めくるからな!」と脅していたガーシー容疑者だが、事件の背後関係が徐々にめくられそうだ。