発端となったのは、實近が7日に投稿したツイート。實近は「歩いてたら、邪魔だ!ってわざとベビーカーにぶつかってこられた」と見知らぬ男性がベビーカーにぶつかってきたことを報告。
一応、「すみません」と謝り去ろうとしたところ、再度ベビーカーに体当たりしてきたと言い、その後高圧的な態度でベビーカーを掴んできたとのこと。
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ツイートには、そのトラブルを途中から撮影した動画がアップされており、實近の「何するんですか?」という抗議に、男性が「じゃあ交番行くか?」などと言いながらベビーカーを掴んで奪おうとする様子が収められていた。
なお、實近はその後のツイートでも「私が何かしておっちゃんがキレたんじゃないか?って思う人もいるかもしれませんが、まじで違います。0歳児の我が子と一緒にいるのに、自ら危なくなるようなアホな事しません」と綴り、相手からぶつかってきたと説明している。
しかし、『めざまし8』では、このトラブルについてテロップで「ベビーカーぶつかった男性怒り」と紹介。男性が實近にぶつかってきたことは説明せず、ナレーションでも「普通に歩いていたら男性とベビーカーがぶつかってトラブルに」と紹介していた。
この報道のためか、一部ネット上からは、實近が男性にぶつかったのではないかといった声が上がっていた。
放送を受け、實近はツイッターで、「私がベビーカーでぶつかって男性が怒ったみたいなことにされてる…? 取材に応じてる時も理解してない感じだったし、間違った事実をテレビで伝えるのどうなんですか…?」と番組の報道に疑問。
さらに、放送前にやり取りをしていた『めざまし8』の取材班のツイッターに対し、DMで「いやいや」「有り得ないんですが?」といった抗議のメッセージを送ったことも報告。なお、問い合わせ窓口に電話も掛けたそうだが、「出なかった」とのこと。
この騒動に、ネット上からは「加害者と被害者を入れ替えて報道するとかあり得ない」「ひどい誤解」「この報道の仕方は酷すぎ」といった番組への批判の声が殺到していた。