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『夕暮れに、手をつなぐ』、デザインパクられるも1話で和解「ご都合主義にも程がある」呆れ声

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遠藤憲一

 火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)の第9話が14日に放送され、平均視聴率が5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第8話の5.4%からは0.5ポイントのアップとなった。

 第9話は、浅葱空豆(広瀬すず)は、海野音(永瀬廉)がセイラ(田辺桃子)を抱きしめているのを偶然見てしまい、その場を去る。一方、音は空豆と葉月心(黒羽麻璃央)が付き合い始めたと勘違いしており――というストーリーが描かれた。

 ​>>『夕暮れに、手をつなぐ』ヒロインは「女に嫌われる女」? 友人男性に甘える様子に不快感<<​​​

※以下、ネタバレあり。

 久遠徹(遠藤憲一)に自身のデザインを無断盗用された第8話。空豆は怒りと悲しみのまま、久遠の事務所を辞める。その後、空豆は自身に残った唯一のチャンスとして、自身の母親で世界的ファッションブランド・コルザのデザイナーである浅葱塔子(松雪泰子)に連絡を取り、自分のコレクションを開くための資金を借りようとする。

 しかし、その場で逆に塔子に気に入られ、コルザのセカンドラインとしてパリコレに出ることが決定。またその後、久遠に会いに行くと、久遠はデザインのコレクションのテーマを変更し、盗用を撤回したことが明かされる。

 さらに久遠は、パリに行くという空豆に「頑張れ」とエール。「あのお前がパリか~」と頭を撫で、空豆も嬉しそうにするという展開が描かれた。

 しかし、この日の展開に、ネット上からは「ご都合主義にも程がある」「え、和解?まじで?」「和解早すぎだろ」「1話で改心するなら有名デザイナーの娘のデザインパクるな」「『あのお前がパリか』って言うほど長いこといたか?」といったさまざまなツッコミが集まっている。

 「全てに絶望した空豆が母親に連絡を取るために、久遠と仲たがいする必要があったのでしょうが、強引に盗用しておいて、たった1話で改心、空豆もすぐにそれを受け入れるという展開はあまりに唐突かつ不自然。また、空豆の母親が有名デザイナーであると知っているにも関わらず、『業界でよくあること』と盗用したことへも疑問が集まっていました」(ドラマライター)

 とんとん拍子にパリコレにまで出ることになった空豆。音の関係以外全てが上手く行く展開に視聴者も食傷気味だった。

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