参議院本会議では、NHK党の浜田聡参議院議員がガーシー議員の代理として弁明を行ったうえで、本会議場で陳謝させる懲罰が可決された。国会への欠席を理由に懲罰が科せられるのは国会史上初となった。
>>ひろゆき、ガーシー議員に「フィリピンの詐欺グループと何が違う?」批判に賛否<<
もし、「陳謝」に応じない場合、再び懲罰委員会にかけられ、来月上旬にも議員の資格を失わせる「除名」も含めた重い処分となる見通し。
NHK党の立花孝志党首は参院本会議後に会見。ガーシー氏が帰国して国会に登院する可能性について、「これからガーシーと話し合うが、1日だけでもピンポイントで来て突然、国会に現れるシナリオを考えている」と宣言。
さらに、ガーシー氏が帰国して懲罰処分を受け入れ、議員の身分を失う除名処分を回避する可能性を明らかにしつつ、「ガーシーが除名されるまでに、むしろ来る確率の方が高いと思っている」とした。
「先頃までは、いくらスキャンダルを暴露してもメディアがスルーしていたガーシー氏だが、除名問題が浮上し今やすっかり時の人。国会に登院したら、ものすごい数のマスコミが国会内外に集まりそうだ」(政治部記者)
渦中のガーシー議員が以前から交友関係を明かし、生配信動画で対談をしていたのが、人気バンド・UVERworldのボーカル・TAKUYA∞。
発売中の「フラッシュ」(光文社)によると、昨年8月に同バンドがリリースした楽曲「ピグマリオン」のMVにガーシー氏が出演。ほかの出演者に製作会社からわざわざガーシー氏との〝共演〟を許諾する確認があったという。しかし、その出演者にMVの公開延期の連絡があったきり音沙汰なし。このままお蔵入りしそうだというのだ。
すっかりとばっちりを受けた形だが、さすがのTAKUYA∞もMV公開をゴリ推しすることはできなかったようだ。