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「地道な努力の結果がオニャンコポン」皐月賞 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 最初にオニャンコポンの名前を聞いた時は「どうなんだろう?」と思いましたが、その意味を聞けば「なるほど」という意味が込められていたようです。馬主さんも秋華賞をブラックエンブレムで大穴で勝ったこともあり、運が良い人だと耳にしますが、実はいつも小島茂之調教師と考え抜いて馬を選んでいるようなので、運が良いというより地道な努力の結果なのだと思います。

 しかし、皐月賞にはゴージャスな強豪たちが勢揃いしています。隣のゲートには朝日杯FS1着、ディープ記念タイム差無しの2着のドウデュースがいます。この枠が良いのか悪いのかと考えれば、良かったと思います。中団の前あたりの競馬を狙っていると思いますので、オニャンコポンが前走の京成杯では中団の競馬で勝ちましたので、ドウデュースの後ろに付いて目標に出来ると思うのです。

 また、ホープフルSで勝ったキラーアビリティも内枠に入ったので、前走同様に前々で競馬をする筈ですし、もっと前で競馬をしそうな、このレースで馬券に絡みやすい共同通信杯組の2着のジオグリフと、共同通信杯3着で前走スプリングSで勝ったビーアストニッシドは更に外枠になりましたから、前々の競馬にこだわりづらい状況です。しかも、東スポ2歳Sで勝ったイクイノックスは大外枠になり後方からの勝負になりそうです。

 問題は共同通信杯1着のダノンベルーガで、2戦連勝していますし右回りは初めてですが内枠に入ったので、ポジションは決めやすい状況だし、ディープ記念を勝ったアスクビクターモアにも同じ事が言えます。有力馬のこの2頭が前々の競馬を選べば、序盤から更に前走の若葉Sで人馬一体で気合のハナをきって勝ったデシエルトは外枠ですが前に食い込んできそうなので、この3頭が道中で牽制し合えば末脚が鈍る可能性は大きいと思うのです。もしこの状況が出来れば、得意の中山ならオニャンコポンが前走と同じように最後の直線で外に出して差し切れる筈です。

 でも、GIには運も必要ですからオニャンコポンが皐月賞で勝ったら、地道な努力と運を兼ね備えている事になりますね。

ワイドBOX 11、10、12
ワイドBOX 11、2、1
ワイドBOX 11、16、4

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