アメリカ・オクラホマ州で女性とその両親を射殺したとして、起訴されていた元弁護士の女と、射殺された女性の元交際相手の男の裁判が始まったと、オクラホマ州リッチモンド郡弁護士会や海外ニュースサイト『Law and Crime』などが4月3日までに伝えた。
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弁護士会のプレスリリースや報道によると2019年9月7日夜、同州ベッグスの住宅に何者かが押し入り、当時43歳の女性Aと、Aの両親(父65歳、母69歳)を銃で撃って殺害したという。翌日、A宅を訪れた親戚が、3人の遺体を発見して警察に通報。3人とも、銃弾を何発も撃ち込まれ、即死状態だったという。
警察が付近の防犯カメラを確認したところ、犯人とみられる2人組が映っていた。2人は車から降りてA宅に近づいたところで、防犯カメラの映像が途切れたそうだ。犯人らは電気のブレーカーをオフにして、家に侵入したとみられる。玄関ドアは破壊されていた。映像は不鮮明で、犯人の特定には至らなかったそうだ。
裁判所の資料によると、すぐに容疑者として浮上したのが40歳の男だ。男はAの元交際相手だ。交際中、男はAを繰り返し暴行し、Aの肋骨を折るなどして2018年にDVの容疑で逮捕、起訴されている。この件で、男の弁護を担当したのが38歳の弁護士の女(以下女弁護士)だ。いつからかは不明だが、女弁護士と男は、恋仲になったという。2人が結婚したとの情報もある。
捜査関係者によると男は、Aに対するDV事件の訴追を逃れるために、Aらの殺害を計画したという。女弁護士も、DV事件を取り下げさせようと画策していたそうだ。
事件8カ月前に女弁護士は、A宅にメタンフェタミン(覚せい剤の一種)を届けるよう、別件でみずからが弁護する麻薬密売人の男に依頼していた。密売男はのちにおじけづき、実行せずに警察に報告。報告を受けたとき、警察は対応を保留にしていたようだ。だが2019年9月13日に警察は、依頼人を脅迫したとして女弁護士を逮捕した。逮捕と同日、女弁護士の弟が警察署を訪れ、「預かっていたライフル銃」を警察に引き渡したという。このライフル銃の薬きょうが、A宅に落ちていた薬きょうと同じ型のものだったそうだ。
さらに、A宅前の道路には野球帽が落ちていた。この野球帽に付着していたDNAを鑑定した結果、男のDNAと一致。これらの証拠をもとに警察は、Aらを射殺したのは女弁護士と男とみて、2人を殺人罪で起訴した。最近開かれた裁判で、検察側は第一級殺人罪で死刑を求刑したという。なお、女弁護士および男の認否は伝えられていない。今後の裁判で明らかになる予定だ。
このニュースが世界に広がるとネット上では「男に入れあげた女弁護士。恋する女は洗脳しやすそう」「好きな男のためとはいえ、普通、殺人はできない」「公私混同したうえに、弁護士なのに善悪の区別もつかないバカ女」「女弁護士は、男にいいように使われただけだと思う」「元カノは暴行を受けたうえに、家族もろとも惨殺された。不憫でならない」「死刑は妥当だと思う」といった声が上がった。
弁護士は、依頼人を弁護するのが仕事だ。同情することはあっても、依頼人に入れあげて、殺人まで犯すなど、絶対にあってはならない。女には重い判決が予想される。
記事内の引用について
Oklahoma Seeks Death Penalty For Attorney Who Allegedly Helped Client Kill Ex-Girlfriend And Parents(リッチモンド郡弁護士会)より
http://www.richmondcountybar.org/oklahoma-seeks-death-penalty-for-attorney-who-allegedly-helped-client-kill-ex-girlfriend-and-parents/
State Seeks Execution of Former Defense Lawyer Who Fell in Love with Client and Allegedly Helped Him Murder Ex-Girlfriend, Victim’s Parents(Law and Crime)より
https://lawandcrime.com/crime/state-seeks-execution-of-former-defense-lawyer-who-fell-in-love-with-client-and-allegedly-helped-him-murder-ex-girlfriend-victims-parents/