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近年はテレ朝ばかり? キムタクのフジ月9復帰がしばらくなさそうな理由

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 俳優の木村拓哉が、4月期のテレビ朝日系ドラマ「未来への10カウント(仮)」に主演することを、各スポーツ紙などが報じた。

 木村の連ドラ主演は20年放送の人気ドラマシリーズ「BG~身辺警護人~」の第2弾から約2年ぶり。
 各紙などによると、木村が演じる主人公・桐沢祥吾は、高校時代にボクシングで4冠を達成したが、大学時代にある理由でボクシングを断念。

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 その後、最愛の妻を亡くし、さらなる不運に見舞われ、生きる希望を完全に喪失。そんな折、母校のボクシング部にコーチとして戻ることになり、汗まみれでサンドバッグを打つ高校生たちの姿に、情熱がよみがえっていく姿を描いた「世代を超えた青春群像劇」だという。

 今作で演じるどん底にあえぐ主人公について、木村は「ここまで物語のスタート時点で腐っている人間は、これまで演じたキャラクターの中でもまれに見る存在」と解説。新境地を開拓することになりそうだ。

 「今までの木村だったらオファーを受けなかったような役柄だが、脚本を務めるのは、代表作『HERO』シリーズなどを手掛けた福田靖氏。福田氏に全幅の信頼を寄せるキムタクは、今作での福田氏との再タッグ結成で、すでにヒットを確信しているのでは」(テレビ局関係者)

 木村といえば、ブレーク後、フジテレビの看板ドラマ枠である月9で数々の主演作をこなしてきたが、直近では12年10月期の「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~」以来遠ざかり、14年の主演したスペシャルドラマ「宮本武蔵」以降はテレ朝にすり寄っている。

 「キムタクが離れて以来、月9はこれまで主演をしたことがない役者を積極的に主演に起用。視聴率は高低を繰り返したが、それでもその路線を変えなかった。しかし、ここに来て数字にもこだわり出し、菅田将暉や綾瀬はるから月9初主演の大物を起用し始めた。なので、今後もしばらくはキムタクにオファーが来ることはないのでは」(放送担当記者)

 新ドラマで高視聴率を叩き出せば、月9の方から木村にすり寄るはずだ。

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