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飲酒運転による事故で車が大破! 男を迎えにきた妻も飲酒運転、男の車に突っ込む

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画像はイメージです

 12月になると、忘年会にクリスマス、年末年始とお酒を飲む機会が増えるが、「飲んだら運転しない」は常識だ。世の中には、その常識を守らなかったために、大変な事故を起こしてしまった人がいる。

 ​>>救急車が横転事故、救急隊員を飲酒運転の疑いで逮捕 輸送中の患者が死亡する大惨事に<<​​​

 米インディアナ州で、センターラインをオーバーした乗用車が対向車と衝突し、乗用車を運転していた男が飲酒の疑いで警察に逮捕された。さらに男を迎えにきた女が運転する車も大破した乗用車とぶつかり、女も飲酒運転の疑いで逮捕されたと、海外ニュースサイト『WAVE3』『7News Boston』などが9月17日までに報じた。

 報道によると、同州ポージー郡の国道で9月13日20時30分ごろ、56歳男の運転する乗用車がセンターラインをオーバーし、対向車線を走行中のトレーラーと衝突した。乗用車は大破し、自走できない状態になったという。トレーラーはほぼ無傷で、トレーラーの運転手にケガはなかったそうだ。男は、自宅にいた55歳妻に連絡し、迎えにくるよう頼んだ。男の自宅は、事故現場からほど近くにあるという。

 警察が到着する前に、妻の運転する車が現場に到着した。しかし妻の車は、道路上にまだあった男の車に突っ込んだ。この衝突で妻の車も大破し、自走不能になったという。しばらくして現場に駆け付けた警察は、現場検証を開始。それぞれの車のドライバーにアルコール検査を実施したところ、男と妻の呼気からはアルコール分が検出された。

 病院でさらに検査したところ、男の血中アルコール濃度は0.28%、女は0.22%であった。インディアナ州で飲酒運転の処罰の対象となるのは0.08%以上で、2人とも基準値の3倍近い数値が検出された。警察は飲酒運転の疑いで、男と妻の逮捕状を請求したという。なお、ビールを大瓶で5本から7本程度飲むと、血中アルコール濃度は0.2%から0.3%に達するとされる。ただ、個人差は大きいそうだ。

 事故後、男と妻は病院に搬送された。2人とも命に別状はないという。妻は軽傷ですぐに退院したが、そのまま警察に身柄を拘束された。男は、事故でケガをしたのかは不明だが治療が必要な状態で、入院中だ。男は退院後に逮捕される見込みだという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「似たもの夫婦。常識ないのも同じ」「酔っ払いが2人集まると、たいてい迷惑。良いことは起きない」「コントみたいなオチ」「男は妻を呼んで、逃げようとしたのか。最低!」「アルコールを抜こうとした確信犯だ」「マイカーが2台とも大破でお気の毒。自業自得だけど」「飲酒運転だと保険おりないね。修理は全額自己負担。高くついた勉強代だ」「被害が男らの車だけだったのが、せめてもの救い」など、様々な声が上がった。

 飲酒運転は、重大な事故につながりかねない悪質な行為だ。どんなに酔っていたとしても、運転してはいけないことくらい分かるだろう。刑務所でしっかりと反省してもらいたいものである。

記事内の引用について
Police: Drunk man crashes SUV, calls wife, who crashes into his vehicle on way to pick him up(WAVE3)より
https://www.wave3.com/2021/09/14/police-drunk-man-crashes-suv-calls-wife-who-crashes-into-his-vehicle-way-pick-him-up/
Police: Woman arrested after driving drunk to husband’s drunk driving crash(7News Boston)より
https://whdh.com/news/police-woman-arrested-after-driving-drunk-to-husbands-drunk-driving-crash/

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