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「注文品が冷たい」返金を求めた客に店長が熱々の油をかける 数週間嫌がらせされていたと話す

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 昨今、過度な要求をする客の対応に苦慮している飲食店は少なくない。海外では、そんなお客に対して、行き過ぎた対応をしてしまう店員もいるようだ。

 米テネシー州キャロル郡の大手ファーストフード店で、口論となった男性客に熱い油をかけて、やけどを負わせた疑いで店長の男が逮捕されたと、海外ニュースサイト『People』『Daily Mail』などが10月12日までに報じた。

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 報道によると10月5日午後11時ごろ、同州のファーストフード店に23歳の男性客が車で来店。ドライブスルーの窓口で、料理を数点注文した。注文の品は数分で出来上がり、男性はそのまま受け取って帰っていった。しばらくして男性は再び車で来店。男性は、ドライブスルーの窓口越しに「先ほど受け取った品が冷たい。返金をしてほしい」と主張した。

 対応した23歳の店長の男(以下、店長)は拒否したようで、男性と言い争いになった。口論の最中、店長は一旦窓口を離れ、フライドポテトを揚げるのに使う、熱々の油の入った鍋を手に戻ってきた。店長は男性に向かって、熱い油をかけたという。男性はとっさに顔を覆ったため、油は左腕にかかったそうだ。男性はすぐに病院へ。治療を受けたが、左腕に水ぶくれができるなど、大やけどを負ったという。

 警察が呼ばれ、店長は暴行罪で逮捕された。警察によると店長は容疑をおおむね認めているが、「男性客とは見知った間柄ではないが、数週間にわたって、犬の件で男性客から嫌がらせを受けていた」と話しているそうだ。現在、店長は保釈金を払って釈放されている。警察は慎重に捜査を進めていく方針だという。

 このニュースが世界に広がるとネット上では「温め直せば解決する問題。返金不要だ」「単なるクレーマー」「理不尽な客だとしても、冷静に対応しなくちゃ」「客にやけどを負わせたらアウト」「店長はまだ若いから、対応の仕方が分からなかったのか」「客の嫌がらせが本当なら、警察に通報すればよかった」「以前から2人はもめていたのね。犬の件とは、鳴き声とかフンの問題かな?」「店長の気持ちがよく分かる。過度な要求する客が多いから」「私も、ドリンクをかけてやりたいと思ったことは何度もある。さすがにできないけど」など様々な声が上がった。

 過度な対応を求められたら、不快に思わない人はいないだろう。それでも相手に危害を加えて良いはずはないだろう。

記事内の引用について
Wendy's Employee Accused of Pouring Hot Oil on Customer in Tennessee, Causing Extensive Burns(People)より
https://people.com/crime/wendys-employee-accused-of-pouring-hot-oil-on-customer-causing-extensive-burns/
Wendy's shift manager doused complaining customer in hot oil from a deep fryer after he demanded a refund for cold food(Daily Mail)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-10080751/Wendys-shift-manager-doused-complaining-customer-hot-oil-deep-fryer.html

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