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『笑ってはいけない』シリーズ、存続の危機? 特定されていないBPOの“審議入り”番組、判定に注目集まる

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ダウンタウン・松本人志、浜田雅功

 BPO(=放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会は24日、「痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティー番組」について審議入りを決めたことを25日に公表した。

 出演者に痛みを伴う行為を仕掛けて、それを別の出演者らが笑うなど、「苦痛」を笑いのネタにする番組に対し、視聴者らから「不快だ」「いじめを助長する」などの意見が継続的に寄せられているため、審議入り。

 青少年委員会は、番組を特定せずに次回9月から実質的な審議を行い、委員会としての考えをまとめる予定だという。

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 番組を特定しないとはいえ、多くの視聴者の頭に浮かぶはずなのが、毎年大みそかに放送されているあの人気特番シリーズだ。

 「ダウンタウンの冠番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)の特番として、毎年大みそかに放送されている『笑ってはいけないシリーズ』は完全にアウト。とはいえ、毎年高視聴率を獲得しているだけに、それが放送できないとなると日テレにとっては大ダメージ。各局の中でも、特に日テレの関係者は審議の結果を見守ることになるはず。撮影の日程もあるので、審議が延びるようなら放送に踏み切るのでは」(放送担当記者)

 同特番は2003年からシュチュエーションを変えて毎年放送(注・第4回以降大みそかが定着)。あっと驚く大物ゲストが毎年登場し、昨年の平均世帯視聴率は第1部が17.6%。第2部が14.1%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

 同番組の基本的なルールは、ダウンタウンらレギュラー陣が1回笑うたびに「ケツバット」を食らうというもの。また、第5回以降毎年恒例なのは、プロレスラーの蝶野正洋がレギュラーの月亭方正に思いっきり食らわせる「蝶野ビンタ」だ。

 「もし、BPOで〝アウト判定〟が出たら、ダウンタウンの2人がキレて降板し、『ガキ使』自体が終了するかもしれない」(日テレ関係者)

 日テレにとって、シャレにならない問題が浮上してしまったようだ。

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